2月15日(土)午後1時30分より口総地区仏婦例会に併せて涅槃会を行いました。
涅槃図軸を外陣中央左に奉懸し、前卓を置き香炉、燭台、花瓶を設置いたしました。
勤行は十二礼(じゅうにらい)をお勤めし、仏婦綱領唱和、アソカの園斉唱と恒例のようにお参りし、住職が涅槃会に因んで法
話をさせていただきました。
この1枚の釈尊の涅槃図にはただ単に釈尊の終焉の状況のみを伝承しているのではなくて、釈尊から希有な法に縁を持つことが
出来た多くの人々心に偉大なる指導者を失った心情が客観的にまた個々の主観的受け取り方でもって描かれています。中央の釈尊
の入涅槃のお姿から周囲を取り囲む比丘、比丘尼、各国の王から大衆、禽獣や木々から天空や兜卒天(とそつてん)までも含んだ
物語となっていて興味がつきません。