忘年会

ボクが管理人を務めるテニスサークルの忘年会を行なった。
仕事や家庭の都合で１／３ほど欠席者が出たが、それでも十数人集まって
楽しく飲んだ。
今日行ったのは初めていく居酒屋。
外装から店内に到るまで『昭和初期』の匂いを漂わせている店内。
昔のラジオやら扇風機やらを所狭しと置いてあり、壁中に裕次郎とかのポ
スターが貼られているのだ。
ボクはまだ３２才なので、こんなのを見ても別に懐かしくも何ともない。
一緒に行ってたテニスメンバーもほぼ同年代なので同じような感覚だろう。
が…
美味しく食べている最中フトＲ氏に目をやると、一生懸命になって壁のポ
スターを見ているではないか。
ま、別にポスターを見るくらい構わないんだけど、Ｒ氏は身を乗り出して
まで真剣に昭和のポスターを見てんの。
しかも懐かしそうな感じで…。
ボクと同級生のハズのＲ氏だが、やっぱり年齢誤魔化しているとしか思え
ないね。
少なくとも２０才はサバ読んでるハズだ！！
２次会はカラオケへ。
普通のカラオケって歌を歌うのがメインで、バックの映像はどうでもいい
んだけど、この店にあるカラオケはバックの映像が凝っている。
ドラマになってんの。
役者がちゃんと芝居して、もちろんセリフもしゃべって、恋愛ドラマみた
いな映像が流れてるの。
その上部に歌詞が流れるからそれを見て歌えるんだけど、みんなドラマに
夢中だから歌わずにドラマを見ているだけ。
入店時間が遅かったから１時間だけしかいなかったんだけど、結局その１
時間ほとんどドラマを見て過ごしましたわ。
ま、いいけどね。

蜂襲撃！

家で編集作業をしていると後ろのほうから
カツッ…カツッ…と音がする。
なんだろ…
ふと見上げてみると…
でっかい蜂が天井の照明にカッツンカッツンとあたっていた！
うわっ！！
窓は閉め切っているのに、どっから入ってきたんだ？？
親指ほどの大きさの蜂だから刺されたら致命傷を負うだろう。
こりゃ危険ですよ！！
ブンブンと部屋中を飛び回る蜂。
そのうち、壁にピタリと止まった。
慌てて殺虫剤を取りにいくボク。
愚妻はハエたたきを取りにいった。
「動くなよ…動くなよ…」
と思いながら慎重に慎重に蜂に近付いていくボクと愚妻。
標的まで２０センチほどのところまでたどり着き、一気に
シュ～～～！！！！！！
力いっぱい殺虫剤をぶっかけた！！
と…
ブィ～～～ン
蜂がボク目掛けて飛んでくるではないか！！！
こぇ～～！！！！
慌てて逃げるボク。
「うわぁ～～！！」と、愚妻がハエたたきで叩き落とそうとするが、安物
のハエたたきのせいか棒がフニョフニョで、振っても振ってもフニョンフ
ニョンしているだけで一向に役に立たない。
「１００均でハエたたきなんか買うから悪いんだ～！！」と叫びながら部
屋中を逃げ回るが、今はそんな事を言ってる場合ではない！
もう大パニック！！
とりあえずドアを開けて廊下に逃げ込む。
ふぅ…
しばらくそのまま批難していたが、いつまでも部屋に入れないのは困る。
意を決して部屋に入っていくと…
蜂は床に転がってブィーンブィーンを悶えておりましたわ。
殺虫剤が効いてたのね。
最後に愚妻が新聞紙でぶっ叩いて終了。
壮絶な闘いは幕を下ろしましたよ。
しかしまあ、蜂はどっから入ってきたのやら。
たぶん夕方取り込んだ洗濯物の中に紛れていたんだろう。
気付かずに洗濯物をたたんでたら危ないとこだった。
ダラダラと洗濯物を放置していたのが功をそうしたようだ。
ぐうたらも役に立つね。

チャッチャッチャ

夕方、家に帰ると義弟Ｋと、その娘Ｍちゃん（２才）が来ていた。
あいかわらずボクの事を「赤いにーに」とか「チャッチャッチャ」と呼ん
でくるＭちゃん。
小さい頃から『ゴー！ゴー！ピクニック』『ゴー！ゴー！バドミントン』
と立て続けに見せ続けた英才教育の結果だ。
マサキとかタツヤに会ったときに二人を何と呼ぶのか気になるとこだ。
深夜、いつものようにパソコンに向かって編集作業をしていると、何やら
ポトポト落ちてくる。
いや、ポトポトってほど早くなくて、３０分に一滴くらい落ちてくんの。
ちょっとヌメッとしているその液体。
なんだろ…
と思ったけどそれほど気にもとめずに作業を続けていた。
んで、そろそろ寝ようかと洗面所に行ったら…
髪がビショビショ！！
なんじゃこりゃ！！
さわってみるとゴワゴワしてる！
あっ。
リンスを流し忘れてたのね。
深夜４時、素っ裸になって流し忘れたリンスを洗い流す悲しさ…
情けないったらありゃしない。
リンスと一緒に涙も流れ落ちてたよ。

粉ジュース

熊本からタナカハンが来たので、２人で近所の焼肉屋に行った。
美味しく食べて家に帰る。
と、ウチの家のテーブルの上には先日愚妻が買った駄菓子が置いてあった。
その中に粉末状のジュースがある。
本来はコップに入れて水と混ぜたらジュースになるっていう粉だけど、そ
のままチビチビ食べてもよいですよって感じの粉だ。
愚妻がそれを食べ始めると、タナカハンも「懐かしいなぁ～」と言いなが
ら手に取って食べ始めた。
と、袋の中身を一気に全部口の中へ入れるタナカハン。
これは少しずつ食べるものなのに。
うっ…
案の定むせていくタナカハン。
そして…
う…ぐぅ……ぐぶほっ！！！
出た！！！
いっきにタナカハンの口から粉が噴き出してきた！！
サラサラサラサラ～～
噴水状になって綺麗に粉が舞い上がっている！！
あ～あ。
もう、そこら一面粉まみれ！！
特にタナカハンの服は被害大だ。
と、粉を外で落とそうと思ったのか、そ～っと玄関のほうへと進んでいく
タナカハン。
が、何故かつま先歩きで前のめりの姿勢のまま進んでいってる。
服の前面に粉があるんだから、その姿勢は意味ないでしょ！
ブリッジ状態で進むのなら分かるが、それだと余計に粉をバラ巻いていっ
てるだけだ。
そもそもタナカハンが座ってた場所のすぐ後ろにベランダあるから、そこ
にいけばすぐ済んだのに動いたおかげで家中粉が散ってしまった。
わざとやってるとしか思えないね。
久しぶりに逢ったっていうのに…

梅酒

深夜。
ボクが居間で編集作業をしていたら、隣の部屋で寝ていたはずの愚妻が台
所で冷蔵庫を開けていた。
冷蔵庫内の光だけがボンヤリしている真っ暗な台所で、何やらゴソゴソし
ている。
「どうした？」とボクが聞けば
「ノドがかわいて…」と言い残し、再び隣の部屋へと消えていった愚妻。
その場はたいして気にもとめずに編集を続けていき、しばらくしてボクも
隣の部屋へ行くと…
ポワ～ン
酒くさっ！！
はっきりと『梅酒』の香りが漂っている！！
さてはさっき台所で飲んでたな！！
深夜に起きて台所で酒をあおる。
こりゃ完全なキッチンドランカーの症状だわ。
ボクの「くさっ！！」の声で愚妻は目を覚まし「バレた？」とニヤニヤし
ている。
呑気に笑ってるよ…。
「眠れなかったから…今日はたまたま…」と言ってたけど、この先どうな
っていくのやら…。
ふぅ。