今夜はR氏とY氏が来る。
さて。
晩ご飯は何にしよう。
家で作業がある為、我が家で食べるのは決まっている。
ピザとか鍋なら簡単だけど、そんなのじゃ喜ばない2人だからなぁ。
特にY氏のほうは、カルビを愛してやまないカルビニスト。
逆に言えば、カルビさえ出しておけば満足してくれる人でもある。
じゃあカルビ買ってきて焼くか…
でもそれじゃあ芸がないか。
と考えていた時、珍しくキッチン周りを片付けていた愚妻が声をあげた。
「こんなのが出てきた」
と取り出してきたのは、『焼き鳥焼き機』
家庭で簡単に焼き鳥が焼けるってやつだ。
かなり前に義弟から貰っていたんだけど、台所の奥底に入れたままになっちゃってたんだよね。
このタイミングで出てきたのも何かの縁。
今夜はこれに決定だ!
鳥だけじゃなく、カルビも串に差してやけばY氏も満足してくれるに違いない。
早速スーパーに買い出しにいき、愚妻が具材を串に差す。
そうこうしているとこにR氏が到着。
しかし。
こんなもんで焼けるんかいな?
焼けたとしても、焼けるのにかなり時間がかかる気がするぞ。
なので、まだY氏が来てない段階だけど実験がてら焼き始めてみた。
ら!
煙がすげぇの!
あっという間に室内は煙だらけ。
これって、天井にある火災報知器が反応しちゃうんじゃないか?
何しろ報知器の真下でやっているからね。
煙がダイレクトに報知器めがけて行くのよ。
大丈夫か?
よく見るとその煙は、肉が電熱線に当たってる部分から発生している。
じゃあ、電熱線に当たらないように置けばいいのか。
丁寧に置き直してみると、煙はピタリと止まった。
ふぅ。
助かった。
意外と焼けるのも早そうだし、ドンドン焼いていきましょうかね。
と思ったらまた煙発生!
焼き鳥は大丈夫だけど、カルビとかは大きいからちょっと横になるとすぐ電熱線に当たっちゃうのよね。
置くのにもかなりのテクニックが必要だ。
それからも、ちょくちょく出る煙。
出るとすぐに息を吹きかけるボク。
報知器のほうにいかないよう必死で吹きかけながら、肉のバランスを整える。
ふぅ。
家庭で焼き鳥ってのは案外疲れるもんだな。
もう必死だよ。
けど、段々と慣れてきたから、この調子でやってれば大丈夫だな。
と油断した時。
突然、過去最大級の煙が発生!
ピーピーピーピーッ!
設置後初めて聞いた、火災報知器のアラーム!
慌ててテーブルに登り、報知器の停止ボタンを押す。
あ~あ。
本当に鳴らしてしまったよ。
この音を聞きつけて、消防車とかがやってきたりしないだろうな?
心配しながらも再び焼き始めたけどね。
と、ここでようやく気付いた。
網を置いて焼けばいいんだ!
探してみると、ちょうどいいサイズの網を発見。
これでもう肉が堕ちることはないぞ。
安心だ。
と思ったら。
ボワッ!!
炎!
いきなり物凄い炎が焼き鳥機を包むではないか!
こえ~!
必死で吹き消してどうにか鎮火。
どうやら、下の受け皿に入れていた水が蒸発し、たまった油だけになったせいのようだ。
慌ててそれを洗い、水を入れて置く。
これでどうにか問題なく焼けるようになりましたよ。
その後、また水が無くなっていたようで、同じくらいの炎があがったけどね。
実に恐ろしい機械だった。
片付けている時に説明書を読むと、下のトレイには定期的に水を補充しろとの事。
そして焼く場所も上下にスライド出来るようで、そうしたら電熱線にかからずに焼く事が出来そうだ。
最初から説明書をしっかり読んでいたら、もっと安心して焼けたのになぁ。
今度からは真っ先に説明書を読むようにせねば…。
さて。
晩ご飯は何にしよう。
家で作業がある為、我が家で食べるのは決まっている。
ピザとか鍋なら簡単だけど、そんなのじゃ喜ばない2人だからなぁ。
特にY氏のほうは、カルビを愛してやまないカルビニスト。
逆に言えば、カルビさえ出しておけば満足してくれる人でもある。
じゃあカルビ買ってきて焼くか…
でもそれじゃあ芸がないか。
と考えていた時、珍しくキッチン周りを片付けていた愚妻が声をあげた。
「こんなのが出てきた」
と取り出してきたのは、『焼き鳥焼き機』
家庭で簡単に焼き鳥が焼けるってやつだ。
かなり前に義弟から貰っていたんだけど、台所の奥底に入れたままになっちゃってたんだよね。
このタイミングで出てきたのも何かの縁。
今夜はこれに決定だ!
鳥だけじゃなく、カルビも串に差してやけばY氏も満足してくれるに違いない。
早速スーパーに買い出しにいき、愚妻が具材を串に差す。
そうこうしているとこにR氏が到着。
しかし。
こんなもんで焼けるんかいな?
焼けたとしても、焼けるのにかなり時間がかかる気がするぞ。
なので、まだY氏が来てない段階だけど実験がてら焼き始めてみた。
ら!
煙がすげぇの!
あっという間に室内は煙だらけ。
これって、天井にある火災報知器が反応しちゃうんじゃないか?
何しろ報知器の真下でやっているからね。
煙がダイレクトに報知器めがけて行くのよ。
大丈夫か?
よく見るとその煙は、肉が電熱線に当たってる部分から発生している。
じゃあ、電熱線に当たらないように置けばいいのか。
丁寧に置き直してみると、煙はピタリと止まった。
ふぅ。
助かった。
意外と焼けるのも早そうだし、ドンドン焼いていきましょうかね。
と思ったらまた煙発生!
焼き鳥は大丈夫だけど、カルビとかは大きいからちょっと横になるとすぐ電熱線に当たっちゃうのよね。
置くのにもかなりのテクニックが必要だ。
それからも、ちょくちょく出る煙。
出るとすぐに息を吹きかけるボク。
報知器のほうにいかないよう必死で吹きかけながら、肉のバランスを整える。
ふぅ。
家庭で焼き鳥ってのは案外疲れるもんだな。
もう必死だよ。
けど、段々と慣れてきたから、この調子でやってれば大丈夫だな。
と油断した時。
突然、過去最大級の煙が発生!
ピーピーピーピーッ!
設置後初めて聞いた、火災報知器のアラーム!
慌ててテーブルに登り、報知器の停止ボタンを押す。
あ~あ。
本当に鳴らしてしまったよ。
この音を聞きつけて、消防車とかがやってきたりしないだろうな?
心配しながらも再び焼き始めたけどね。
と、ここでようやく気付いた。
網を置いて焼けばいいんだ!
探してみると、ちょうどいいサイズの網を発見。
これでもう肉が堕ちることはないぞ。
安心だ。
と思ったら。
ボワッ!!
炎!
いきなり物凄い炎が焼き鳥機を包むではないか!
こえ~!
必死で吹き消してどうにか鎮火。
どうやら、下の受け皿に入れていた水が蒸発し、たまった油だけになったせいのようだ。
慌ててそれを洗い、水を入れて置く。
これでどうにか問題なく焼けるようになりましたよ。
その後、また水が無くなっていたようで、同じくらいの炎があがったけどね。
実に恐ろしい機械だった。
片付けている時に説明書を読むと、下のトレイには定期的に水を補充しろとの事。
そして焼く場所も上下にスライド出来るようで、そうしたら電熱線にかからずに焼く事が出来そうだ。
最初から説明書をしっかり読んでいたら、もっと安心して焼けたのになぁ。
今度からは真っ先に説明書を読むようにせねば…。
網なんて使わずに電熱線でダイレクトに焼くんで、バルサン代わりになっていいはず!
あ、肉は用意しておいて下さいね。
上等なやつ。