新名物

Ｉ氏、Ｅ氏、Ａ氏が遊びに来たので、ピザを注文。
さらにＡ氏がパスタや角煮を作ってもってきてくれたので、それも一緒に食べていく。

どれもこれも旨い。

その上、Ｉ氏がケーキを焼いてきてくれたりもして、胃がパンパンになりましたわ。

もう食えない…

みんなグッタリして、ダラっとしていると、テレビでは『神楽』の演奏が流れていた。
般若みたいなお面を被って舞うやつね。

「昔は、神楽が怖かった」
「追いかけられて泣いたことがある」

など、みんなが神楽について話している。

と、Ｅ氏が…

「だって、若ハゲみたいなのが襲ってくるんだもんねぇ」

と言う。

「そうねぇ。怖いよねぇ」

と、みんな普通に頷いていたけど…

いやいやいや。

違うでしょうが！
変でしょうが！
『若ハゲ』じゃないでしょうが！

どう考えても『なまはげ』のことでしょうが～！！

『なまはげ』と『若ハゲ』を言い間違えてやんの！
指摘したら、恥ずかしそ～にしてたけど、そんなの間違えるなよな！

気付かない周りも周りだわ。

『なまはげ』と『若ハゲ』
イントネーションは一緒だし、間違える気持ちも分からないでもない。
でも、若ハゲが襲ってきても、たいして怖くだろうなぁ。

いや、逆に怖いか。

残り少ない髪を振り乱した２０代の青年がこっちに向かってくる。
『泣ぐごはいねが～！』と、目を血走らせて走ってくるのだ。
う～ん。
こりゃ怖いわ。

秋田が『なまはげ』で有名になったように、大分は『若ハゲ』で売り出すようにしよう！
日本中に大分ブームが巻き起こることうけあい！