焼肉屋

Ｍ氏らと焼肉へ。

うひょっ～！
焼いたお肉なんて久しぶりだぞ！

いや。
さすがに、焼いたお肉くらいはよく食べてるか。
焼肉ってのが久しぶりなんだ。

タイミングが合う時は、ちょっと飽きるくらいに焼肉が続いたりするんだけどなぁ。
あっちでもこっちでも飲み会の時が焼肉って時期があんのよね。
焼肉大開放の焼肉大フィーバーだ。

そんな贅沢で夢のような時があるかと思えば、ここ最近のように焼肉運からすっかり見放される時もある。

ボクの周りから、ぷっつりと焼肉に関する事が消えてしまったのだ。
どこの誰からも焼肉に関する話題が出てこない。
焼肉なんて食べ物がこの世に存在しないんじゃないかってくらいに、誰も焼肉に触れない。

人生なんてそんなものだよね。
モテ期もニク期も永遠に続くものではない。

たぶん前回食べたのは、レバ刺し送別会の時だったから、実に半年ぶりくらいの焼肉となる。

半年間も焼肉から遠ざかってしまっていた。
これは楽しみだ。
ただでさえ美味しい焼肉が、半年ぶりとなるともう極上の味に思えるに違いない。

いや、来ようと思ったらこの半年の間にも来れていたんだけどね。
けど何となく家族だけで行くのって抵抗あってさ。

物凄い贅沢をしているような気になってしまうからかな。

お寿司と焼肉は誰か他の人と一緒に行くもの。

というのがボクの中にあるのだ。

さて、そんな半年ぶりの焼肉。
半年ぶりに見る焼肉屋さんの店長さん。
お元気そうでなによりだ。

もうこの人を見るだけでヨダレが出てきそうだよ。

席に着き、さっそく注文。
うん。
やっぱり旨い。
焼肉は最強だよ。

みんなでモリモリ食べましたわ。

と思ったら…

最初に頼んでいたセットメニューを食べ終わらないうちに、Ｍ氏は箸を置いてしまった。
「もういらない」
と言う。

え～！
もうおしまいなの？
待ちに待った念願の焼肉なのに？

いや。
Ｍ氏にとっては半年ぶりじゃないかもしれないから、念願じゃないのかもな。
冷静に食べ、冷静に適量を食べ終えてましたよ。

ボクや愚妻との温度差が凄い。
こっちはもう必死で食べ続け、Ｍ氏が黙って待っている中で追加もし、冷麺も食べたりしてもう食べきれないくらいに食べましたよ。
息子（４歳）も外食の時はいつも飽きてしまうけど、焼肉となると集中して食べ続けていたね。

満足だ。

次に焼肉屋さんに来れるのはいつか分からないけど、せめて月一で来れるようになりたいものだな。