ハロウィン

愚妻がどこからか『ハロウィンのお面』を貰ってきた。
顔にかぶるタイプではなく、ヒモがついてて上から吊り下げるタイプだ。
ハロウィンなんて全然興味ないのだが、せっかくなので飾っておくか。
と、寝室のドアに吊り下げておいた。
しかし最近あちこちでハロウィンの飾り付けを見るけど、実際にハロウィ
ンパーティーとかやってる家庭あんのかねぇ。
所詮アメリカの行事だから、業者が日本で流行らせようと必死になっても
無理と思うなぁ。
あんまり日本人は仮装する習慣ないもんね。
たまに仮装してるのを見るのは、パーティーなどの幹事がオチャらけて着
ぐるみ着てる程度だもん。
どうせ仮装するんなら、欽ちゃんの仮装大賞みたいに手のこんだのがいい
な。
ハロウィンの日はあちこちの家で「ムカデの行進」とか「花火うちあげ」
とか「サナギから蝶々へ」とかの仮装をやるっていうのなら楽しい。
それだったら国民行事として定着するハズだ。
ま、それはいいとして深夜。
ボクが居間で寝ていると、隣の寝室から「ぎゃぁ～！！」という悲鳴が聞
こえてきた。
愚妻の声だ！
どうした！何があった！！
そしたらさぁ…
トイレに行って寝室に戻ったら、ハロウィンのお面が人間に見えて驚いた
んだってさ。
はぁ…。
自分で置いたくせに…。