だっこ

病院に行ってきた。
体が悪いわけではない。（風邪がまだ治っていないが…）
義弟・Ｈ夫妻に子供が生まれたので、産婦人科まで行って来たのだ。
病室に行き、Ｈ婦人と赤ちゃんに逢う。
いやぁ～。
小さいねぇ～。
比べてみたら、顔がボクの手よりも小さい。
目を開けたり閉じたりして、モジョモジョ動いていて可愛い。
肌が驚く程モッチモチのスッベスベだ。
そうこうしていたらＨ氏が長女Ｋちゃん（４才）を連れてやってきた。
Ｋちゃんが赤ちゃんをあやしている。
いいお姉ちゃんになりそうだね。
この間、再三みんなから
赤ちゃんを抱いてみたら？
と言われていたが断り続けていた。
だって怖いんだもん。
２才くらいの子なら全然平気なんだけど、まだ首もすわってないような
子供は怖くてとても抱けない。
もし何かの弾みでとりかえしのつかない事になってしまったら…と思う
と怖くなってしまうのだ。
今まで何度も出産後の病室に来た事はあるが、その度に抱くのを断って
きていた。
が、今回ついに生まれ立ての赤ちゃんを抱いてしまった。
Ｈ氏が座ってるボクの手に赤ちゃんを差し出したのだ。
うわ～～！
怖い～～！！
顔面が引きつり全身が硬直する。
身動き一つとれない。
とてもじゃないが、『可愛い～』とか『軽い～』とか思う余裕すらない。
Ｈ氏に赤ちゃんを返したあと、背中を触ったら汗だくになってたよ。
おまけに愚妻が撮ってたその時の写真を見たら、『無理矢理笑おうとし
ているが硬直している為、いやらしい＆何か企んでるような笑顔になっ
ている』ボクの姿が写ってましたわ。
嫌な《初だっこ》の写真になったもんだ。