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よく出来た娯楽作品。タイトルの前の制作、配給会社ロゴマークからすでに本編の音楽とシンクロしていて、そういうところからも丁寧に作られている感じがする。
開巻まもなくの爆破シーンには度肝を抜かれた。
犯罪映画のようなので、捜査段階でタイトルがらみの超能力がでてくるのかっと思っていたらまったく違った。タイムマシンもののパラレルワールドがテーマの映画なのだ。
そういえば大林監督のタイムトラベル・ムービー「時をかける少女」でも最後にデジャ・ヴュの感覚が描かれている。本作の場合はそれが、切なさというよりはハッピーエンディングの切り札になっている。
ラスト直前に一つの悲劇が起こるが、もしこれが回避されているとタイムパラドックスに関する重大な問題が発生する。悲劇と見せて、ハッピーに導くためのうまい作りだ。
タイトルは「いつか見た」感じを表すフランス語だが、原題も「DEJA VU」。アメリカでもそのまま使われているのだろうか。
「ブ」ではなく「ヴ」にしたのだから、どうせなら「ヴュ」にして欲しかった。
ちなみに1987年のダニエル・シュミット監督作品(スイス・フランス合作)に「デ・ジャ・ヴュ」がある。ただし、こちらは原題とは異なるオリジナルの邦題である。
開巻まもなくの爆破シーンには度肝を抜かれた。
犯罪映画のようなので、捜査段階でタイトルがらみの超能力がでてくるのかっと思っていたらまったく違った。タイムマシンもののパラレルワールドがテーマの映画なのだ。
そういえば大林監督のタイムトラベル・ムービー「時をかける少女」でも最後にデジャ・ヴュの感覚が描かれている。本作の場合はそれが、切なさというよりはハッピーエンディングの切り札になっている。
ラスト直前に一つの悲劇が起こるが、もしこれが回避されているとタイムパラドックスに関する重大な問題が発生する。悲劇と見せて、ハッピーに導くためのうまい作りだ。
タイトルは「いつか見た」感じを表すフランス語だが、原題も「DEJA VU」。アメリカでもそのまま使われているのだろうか。
「ブ」ではなく「ヴ」にしたのだから、どうせなら「ヴュ」にして欲しかった。
ちなみに1987年のダニエル・シュミット監督作品(スイス・フランス合作)に「デ・ジャ・ヴュ」がある。ただし、こちらは原題とは異なるオリジナルの邦題である。
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