コミック原作は読んでいないし、熱烈なロックファンでもないのだが面白かった。
ロック・グループのサクセスストーリーで、ライバルの存在や、まるでギャングのような業界黒幕との確執など、山あり谷ありで飽きさせない。
佐藤健演じるコユキの天賦のボーカルが世界を変える。クライマックスは雷雨の野外コンサート会場だ。劇中の観客とともにその奇跡の瞬間を味わうことになる。
堤監督は前作のヒットシリーズ「20世紀少年」もコミックの映画化で、クライマックスは野外コンサートであった。原作の歌が実写版でどう歌われるか楽しませてくれたが、今回はまったく逆の見せ方をしてくれた。すべて見るものの想像に委ねられるのだ。
その部分だけが見事に無声で、いったいどんな歌声なのか募る期待を映像マジック的なイメージで見せてくれた。
主演の水嶋ヒロはこの後役者引退を宣言、作家への変身を遂げたので、最後の主演作となった。本作でも十分にカッコイイのだが、その変身後、早くも小説で賞を受賞、頭角を現したわけだからその才能たるや恐るべしだ。今後に期待!
ロック・グループのサクセスストーリーで、ライバルの存在や、まるでギャングのような業界黒幕との確執など、山あり谷ありで飽きさせない。
佐藤健演じるコユキの天賦のボーカルが世界を変える。クライマックスは雷雨の野外コンサート会場だ。劇中の観客とともにその奇跡の瞬間を味わうことになる。
堤監督は前作のヒットシリーズ「20世紀少年」もコミックの映画化で、クライマックスは野外コンサートであった。原作の歌が実写版でどう歌われるか楽しませてくれたが、今回はまったく逆の見せ方をしてくれた。すべて見るものの想像に委ねられるのだ。
その部分だけが見事に無声で、いったいどんな歌声なのか募る期待を映像マジック的なイメージで見せてくれた。
主演の水嶋ヒロはこの後役者引退を宣言、作家への変身を遂げたので、最後の主演作となった。本作でも十分にカッコイイのだが、その変身後、早くも小説で賞を受賞、頭角を現したわけだからその才能たるや恐るべしだ。今後に期待!