日常の何気ない出来事も視点を変えると違って見えることがある。
上から見ると正方形、横から見ると三角形・・・ピラミッドみたいに。
これは写真にとって初めて分かった ムスカリの花 の変化。
真上から見ると平べったい花のように見え、とても立体的な穂を形成しているとは思えない。
先客が一人しかいないレストランで、あえてその先客の隣には座らないだろう。
ただ私のような映画フリークにとっては劇場ごとに「ここが私の席」というのがあって、隣に誰かいてもそこが空いていれば構わず座ってしまう。ガラガラの劇場でそういう状況になった場合、先客のほうが逆に一つずれてくれる。追い出したようで悪いが・・・。
全席指定席制の劇場ではすいている場合、先客がいると一つ空けた隣の席で良いかと窓口で聞いてくる。向こうの意図も分かるので了承するが、その後だんだん席が埋まってくると、最後の方に来た人が、はじめに私が希望した席に座ってくることになる。
せっかく早く来たのに・・・ぐっすん、という気分だ。
劇場でどこに座るか、人によってかなり好みに個人差がある。
映画を劇場で見ることにこだわり、それも年間かなりの本数をコンスタントにこなしてきた者としては、どこに座るかはかなり大切で、劇場ごとにここが「自分の席」というのがある。先客がすでに座っているとさすがに「そこは私の席です」と言うわけにもいかないが、スクリーンとの距離間と左右の離れ具合がしっくり来ないと何か違和感がある。
知り合いの映画ファンに最前列好きがいる。
普通場内が混んでくるとチケット売り場には「前方に空席があります」と掲出される。だけどこの人の場合、どんなに館内が空いていても最前列に座るのだ。最近のように全席指定席制の劇場が増えてくると、チケット売り場で必ず「見にくいですが良ろしいですか」と念を押されるそうだ。