goo blog サービス終了のお知らせ 

SEA side

静けさの中で波の音だけが永遠に響きつづける。
美しいものとの出会いの記憶・・・・。

幽霊の正体 ~ 視点の変化

2006年04月20日 | 映画

 日常の何気ない出来事も視点を変えると違って見えることがある。

 上から見ると正方形、横から見ると三角形・・・ピラミッドみたいに。

 これは写真にとって初めて分かった ムスカリの花 の変化。

 真上から見ると平べったい花のように見え、とても立体的な穂を形成しているとは思えない。

アカデミー賞 日米格差

2006年03月07日 | 映画
 本家の米アカデミー賞受賞作品が発表された。
 
 意外だったのは各賞が分散し、いわゆる大本命の大量受賞がなかったことだ。

 作品賞の「クラッシュ」は本命の「ブロークバック・マウンテン」を破って堂々の受賞。ただ群像劇だけに主演と呼べる俳優がいない。したがってマット・ディロンの助演候補であったが惜しくも逃してしまった。

 監督のポール・ハギスは昨年も製作・脚本にかかわった「ミリオンダラーベイビー」が作品賞を受賞しており、今年は製作・脚本に加えて初監督での作品賞受賞である。昨年は脚本賞を取れず、今年は脚本賞はゲットできたものの監督賞を逃した。
 賞全体でのアン・リー監督とのバランスの問題だったのだろう。

 対する日本アカデミー賞は本家に先行して受賞作の発表があったが「ALWAYS 三丁目の夕日」の一人勝ち。こちらも群像劇と言って良いのであえて主演をあげれば、という程度なのだが男優賞は獲得した。女優賞もノミネートはされていたが、さすがにこれは「北の零年」吉永小百合に持っていかれた。

 郷愁をくすぐる大変よく出来た作品である。一方で、有力対抗馬であった「パッチギ」はほとんど無視された形となった。井筒監督にはお気の毒というほかない。

 改革されてきたとはいえ映画五社の亡霊は依然強い影響力を持っているようだ。

Myベスト10、Movie-2005

2006年01月21日 | 映画

(洋画)
  1 エレニの旅
  2 ミリオンダラー・ベイビー
  3 ベニスの商人
  4 ヒトラー 最後の12日間
  5 スターウォーズEP3 シスの復讐
  6 チャーリーとチョコレート工場
  7 海を飛ぶ夢
  8 キングコング
  9 ラヴェンダーの咲く庭で
 10 シンデレラマン

(邦画)
  1 フライ、ダディ、フライ
  2 トニー滝谷
  3 蝉しぐれ
  4 ALWAYS三丁目の夕陽
  5 青空のゆくえ
  6 男たちの大和
  7 パッチギ
  8 TAKESHIS'
  9 メゾン・ド・ヒミコ
 10 リンダ・リンダ・リンダ


座席の選び方 2

2005年08月05日 | 映画

 先客が一人しかいないレストランで、あえてその先客の隣には座らないだろう。
 ただ私のような映画フリークにとっては劇場ごとに「ここが私の席」というのがあって、隣に誰かいてもそこが空いていれば構わず座ってしまう。ガラガラの劇場でそういう状況になった場合、先客のほうが逆に一つずれてくれる。追い出したようで悪いが・・・。

 全席指定席制の劇場ではすいている場合、先客がいると一つ空けた隣の席で良いかと窓口で聞いてくる。向こうの意図も分かるので了承するが、その後だんだん席が埋まってくると、最後の方に来た人が、はじめに私が希望した席に座ってくることになる。
 せっかく早く来たのに・・・ぐっすん、という気分だ。


映画 ~ 座席の選び方

2005年08月04日 | 映画

 劇場でどこに座るか、人によってかなり好みに個人差がある。
 映画を劇場で見ることにこだわり、それも年間かなりの本数をコンスタントにこなしてきた者としては、どこに座るかはかなり大切で、劇場ごとにここが「自分の席」というのがある。先客がすでに座っているとさすがに「そこは私の席です」と言うわけにもいかないが、スクリーンとの距離間と左右の離れ具合がしっくり来ないと何か違和感がある。

 知り合いの映画ファンに最前列好きがいる。
 普通場内が混んでくるとチケット売り場には「前方に空席があります」と掲出される。だけどこの人の場合、どんなに館内が空いていても最前列に座るのだ。最近のように全席指定席制の劇場が増えてくると、チケット売り場で必ず「見にくいですが良ろしいですか」と念を押されるそうだ。