おすすめ度 ☆☆★
R+15 隣室の若いカップルの情事の覗き見。
1970年代、アメリカ人の小説家夫妻が、南仏にバカンスで訪れる。美しい景色は、まるでフランス映画のよう。
不幸に向き合う二人は、バカンスで気がまぎれるかと。
だが、夫は、小説の執筆、妻は家に閉じこもり。
そんな二人に転機が、それは、隣室の若夫婦。
隣室との間にのぞき穴が。夫婦は交互に隣室の夫婦の営みを観察。
ある日、夫が帰ってのぞき穴を見ると、なんと妻が隣室の男を誘惑しているではないか?
最後まで、二人のイライラの原因の明かされぬまま進行する。見る者にはじれったさが残る。
アンジーは自ら、監督、主演、製作。
それにしても、なんともアンジーのやせっぷり。こんな魅力のない女だったのか。
実は、母ががんで亡くなったこともあり、極端な癌恐怖症。
卵巣とかも手術で切除。
拒食症にも悩ませられ、そんな状態での映画製作。
当然作品にも影響が、いい方に行けばよいが悪い方へ
ブラッドピッドとの離婚の話も伝わってきて、今は最悪の状態。
映画は最後に、その悩みの理由が明かされ、前向きになるのだが。