日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

「エリックを探して」

2011-07-07 14:04:20 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
まずは一言。
ピョンチャンか・・・・・・
まぁ冬季はとりあえずソチで見納めにしようかな。
だけどあと7年、いろんな意味でうるさい気がする・・・
お金で買ったプロジェクトはまだまだ続きそう。


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「エリックを探して」をDVDで観ました。
2009年製作。イギリス/フランス/イタリア/ベルギー/スペインが製作国。
あの社会派の名匠で知られるケン・ローチ監督の初めてのコメディタッチの映画と言われた作品です。

おもなあらすじは・・・


イギリスのマンチェスターに暮らす郵便局員エリック(スティーヴ・エヴェッツ)。
出て行った2度目の妻の連れ子ライアンとジェスと3人で暮らしていた。
ある日、パニック障害で事故を起こしたエリックが退院して家に帰ると連れ子達は好き放題に暮らしていた。
日頃、自分に自信がなく負け犬と思いこむエリックの部屋には大好きなサッカー選手「エリック・カントナ」の大きなポスターが貼ってあり、ついポスターに向かって愚痴ると、本物のカントナが現れる。
そしてエリックに様々な人生のアドバイスをしていくのだが・・・


まず、この郵便局員のエリックのしょぼくれ振りはリアルでした。
自信なさげに歩き、いつも悩みを抱えているよう。
その上、連れ子達を叱る声にもまったく力が入らない。

エリックは出て行った2度目の妻よりも最初の妻リリーの事がずっと気がかりだった。
若くして結婚し一人娘サムが生まれた時になぜか自信を失い家から逃げた過去があり、ずっとその事がエリックの人生の汚点として引き摺っているのです。
まぁ、夫の役割、父親の役割から逃げたのですから言い訳は無用!ですが。

リリーは今見ても美しく、エリックは声をかける事もできない。
そんな時にはカントナが出てきて(エリックにしか見えない)アドバイスをしてくれると言う訳。

郵便局の仲間達も地味ながら良い味出してます。
労働者階級の雰囲気を映し出し、そんな彼らがサッカーに熱を上げるシーンがまた良い感じ。
プロサッカー選手の派手な暮らしを皮肉りながらも、暮らしからサッカーを失くす事はできない。

ある日、連れ子達がギャングから銃を預かりトラブルに発展。
エリックの家に特殊部隊が急襲してエリック達家族が連行されたり、ギャングから逃げる事もできなくなる。
そんな時もカントナや仲間達の力によって、「カントナ作戦」で最大のピンチを切り抜けます。
その当たりは、ギャングの怖さがあまり出てなかったから、どうかな・・・とも思ったけれど。
カントナの言葉「GOALよりもパスが一番印象に残っている」のように、仲間たちとの連携が人生には一番大切だ!というテーマなのでしょう。


さて、ここでエリック・カントナについて。
フランス生まれの元代表サッカー選手。
特に1992年から1997年にイングランドのマンUに移籍してからプレーにもそれ以外にも話題の事欠かない有名な選手です。
数々の出場停止を受けたり、いろんな格言を残した事でも知られています。

後にベッカムやギグス、ニッキー・バッド、スコールズなどなど多くの選手に影響を与えた選手で、この作品の中でもサッカーシーンに若き日の選手達の姿が!
特にベッカム! 若~い! 
私にはマンUの背番号「7」はベッカムなのですが、まぁそれはそれで。
これで「GOD SAVE THE QUEEN♪」なんて聴けたら最高に盛り上がっただろうな~。


全体的な印象として、コメディーとしてはそれほど大笑いという作品ではなかったかな。
エリックの負け犬的な表情から始まり、彼のヒーローであるカントナが出るのは面白かったけど。
たいして強そうじゃないギャングはペンキを浴びて困るだけだし・・・
責任も果たさないで家を出た若きエリックを簡単に赦しちゃうリリーは寛大過ぎるし・・・
連れ子達の突然の素直さは「そんな簡単なものじゃないだろう」感はあるな~
ブルースウェードシューズもクサイ演出だったし・・・
そんな所がちょっと気になったけど、サッカーシーンが好きなのでおまけかな。


今回の評価は・・・    星3つ半   ☆☆☆★ 

それにしてもカントナってキャラがかなり濃いですね。


   

   

   

   

   

   

   

                        

   

   

若いぞ、ベッカム!
最近の歳のいった彼も好きだ~


      




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耳にピアス・・・

2011-07-05 21:03:19 | 日々のこと
ただでさえ暑い毎日、ここ数日は視聴率男になった松本龍!
本当に胸くそ悪い会見でした

福岡? B型? そんな事はどうでもいい!
あそこまで腐りきった人間が復興大臣ですか。
報道機関に脅しをかけても、切られたのは自分ですからね。
何て傲慢な人間なんだろう。

震災があってから宮城県の村井知事の頑張りは報道でも良く目にしていました。
もちろん、他の被害のあった県の知事や市長、町長などもギリギリの状態で必死に業務をやっているはずです。
民主党には何も期待していないけれど、こんな最低の人間を復興大臣にしたのもおかしい。
まともな人材がいないのが露呈ですね。
久しぶりにニュースを見て、腹が立つ辞任劇でした
(いろんな背景の元、のさばっているのだろうな)

そして管や海江田も相変わらず見えないところで恫喝している気がする。
相手を見て態度を替える人間にロクな奴はいない。


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さて、話は変わりまして。
明日から期末テストの高校生の息子。
前日でも友達に家に行ったり、ギターを弾いたりと何も変わらない。
「一夜漬け」でいく魂胆だな。

そう言えばバカ息子の耳に穴があいていました
髪が長いから気付かなかったのですが、ずいぶん前にあけたとか
「親にもらった身体に穴をあけるなんて・・・」と言うと(←そこまでは思ってないけど)
「化石?」と一瞥。
息子の友達が遊びに来た時に聞いてみたら
「今、これって普通っすよ」とニッコリ顔で言われました。
あけちゃたものは仕方ないけど、校則ユルユルの学校に行かせちゃったかな・・・と、ちょっと思った。
ピアス、学校でつけなきゃ別にOKなんですよね。
勉強さえしっかりやれば校則がかなりゆるい高校なのです。

そんな時に、息子と同級生だった女の子を持つ親友からメールが。
「うちの娘もあけちゃってた」って。
今はこれが普通ですか?
少なくともチャラ男子一直線の息子は予想通りだけど、普通のお嬢さんも何人もあけてるって。
時代についていけない人間がここに一人・・・・・化石なのかな。

とにかくテスト勉強せい!


そんな息子へ作る最近のお弁当は・・・


   

   

   

   

    
最後のナン・タコスはモスで買ったもの。
これコーンフレークのようなものがトッピングされているけど、その味がイマイチ。



そんな私の今の楽しみは「G'zOne」のスマートフォンです
当初の発売予定からどんどん遅れて、多分最終的には14日らしい。
お先にモバイルブースターを購入して、楽しみに待っているところです。
このくらいの楽しみを持っても良いよね?



相葉君、元気になったかな・・・

  




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「フェアウェル さらば、哀しみのスパイ」

2011-07-04 13:54:48 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


ずっと気になっていた作品「フェアウェル さらば、哀しみのスパイ」をWOWOWで観ました。
なかなか見応えのある内容でした。

2009年製作のフランス映画。
東西冷戦の時代に実際にあったスパイ事件を映画化したものです。

おもな内容は・・・

1980年代初頭、KGBの幹部グリゴリエフ大佐(エミール・クストリッツァ)は、フランスの国家保安局を通じて接触した家電メーカーの技師ピエール(ギョーム・カネ)にある情報を渡す。
それは、ソ連が調べ上げたアメリカの軍事機密や西側諸国にいるソ連側スパイのリストなどが含まれ、世界の国家勢力を一変させる力を秘めたものだった。
やがて、二人の間には不思議なきずなが芽生えていくが……。

                    (シネマトゥデイより抜粋)


今回演じる側になったエミール・クストリッツァとギョーム・カネは元々映画を作る側の人間です。
名監督は名俳優にもなれるという事を証明してくれたような本作品。

グリゴリエフ大佐はソ連で何不自由なく暮らしていける立場だけれど、自分の国が西側諸国に大いに遅れていることを憂慮していた。
愛する息子イゴールの将来のために、ソ連の体制をどうにかしたいと思っていた。

外国人居住区に住むピエールは家族を第一に考えるから最初はスパイ活動に手を貸す事を嫌がっていたが
グリゴリエフと接するうちにお互いが家族を大事に考えている事がわかってくる。
そんな事からソニーのウォークマンやQueenのアルバムを頼む気持ちも理解できるのでしょう。
懐かしのフレディーのステージのシーンはしみじみ良かった。
ブライアン・メイも映ってたし。
息子が夢中で聴くシーンもすごくわかるな~

結局、フェアウェルのコードネームを持つグリゴリエフは捕まり、哀しい展開になるのですが。
その行く末は何とも言えないくらい切ないラストでした。
でもこの事件がきっかけでソ連は弱体化し、あの有名なペレストロイカが行われるのです。

私はソ連とアメリカの東西冷戦の緊迫した関係や「核」をめぐり両国の不安定な時代を良く覚えています。
ゴルバチョフはソ連の体制を大きく変えた事で評価されましたが、その陰にはいろんな密約もあったのだろうか。
大国のパワーバランスが釣り合って、何とか平和が保てていたあの時代。
その後はソ連は解体しロシアになり、多くの小さな国が独立する時にはまた新たな問題が出てきました。

一方、アメリカだけが大国として残り、何をやっても良いように勘違いしている時もありました。
やたらによその国の戦争に首を突っ込んだり、干渉したり。
我らが一番、我らが世界の大国!という政治体制を世界に見せつけようとしていましたね。


映画の話に戻ると、アメリカの当時のレーガン大統領をフレッド・ウォードが演じています。
役者出身のレーガンらしくフィルムを見せるシーンなどリアルに可笑しい。
フランスのミッテランやもちろんソ連のゴルバチョフも登場。
アメリカCIA長官にウィレム・デフォー!


でも何と言っても主演のエミール・クストリッツァとギョーム・カネの存在感は素晴らしかったです。
今までいろんな東西冷戦のスパイ映画を観たけど、この作品がフランスで作られたというのが良かったです。
スパイと言ってもそこには人間として深い愛情がある、それでも「駒」の一つとしか扱われない現実は切ないですね・・・


今回の評価は・・・    星3つ半   ☆☆☆★



   

   

   

   

   

   

      













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機種変更・・・の予定

2011-07-02 14:08:11 | 日々のこと
いつの間にか7月になってしまった。
節電の呼び掛けがますます大きくなっている毎日。
私の住む地方は暑いのですよ・・・
今年は遮光すだれを全面に付けたり、無駄な電気は使わないように注意してるけど
エアコンは使っています。
扇風機の併用はかなり良い感じ。
「節電熱中症」なんて新語ができるこの夏だけど、まずは身体を大事にしたいです。


さて、話は変わりまして。
この度、機種変更をすることにしました。
私の使っているauは基本料金が高いプランだったから(月に1800円)プラン見直しを考え
初のスマートフォンにします
それがこちら。






この携帯、発売が7月8日だとか、14日だとか騒がれていますが待ち遠しい~
新しいおもちゃを手に入れる気分で楽しみに待っているところです。

我が家で「初・スマホ」になるので高校生の息子は「ずるい!」と言います。
しかし君の携帯なんて何度安心サポートで取り替えてもらった事か!
落とすな、壊すな!と言い続けたこの2年間。
君にはまだ早いよ、フフフッ

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これぞエース! 田中将大投手

2011-07-02 10:52:30 | プロ野球大好き
   

ここ数試合は特に素晴らしい楽天の田中投手ですが、昨日も圧巻でしたね~
対ロッテ戦で9奪三振でみごとな完封。
防御率1.08ですか、凄いな~
仙台の夜空に吠える田中投手、その雄姿は頼もしいばかり。
無駄な四球を出すよりいつも勝負したいという姿勢。
今季の四球の数もすごく少ないですね。
たまには力を抜くピッチングも必要、と言われそうだけど、今の彼は全てが勝負できる球らしい。
佐藤コーチも太鼓判の彼の投球はどこまで進化するのだろうか。

高校時代から田中投手の試合は楽しみでした。
楽天に指名された時の言葉ですっかりファンになりました。
ドラフト指名で不満を表す選手も多くいましたからね~

楽天の試合は東京ドームで一度しか観ていないけれど、彼の登板の日はTV観戦したりネットで観たり。
その気合いの入った試合を観るだけで元気がでます。
今年のオールスターでは仙台で大きな声援の元で頑張ってほしいな~
今からすごく楽しみです。


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おまけに嬉しいのは・・・

1、ヤクルトの藤モンが見事な決勝3ラン!!!
  阪神から移籍してしまいかなりさみしかったけど、こんな活躍は超嬉しい。
  「生まれて初めてぐらい、会心の当たり!」と喜びながらのヒーローインタビューでした。

2、阪神、岩田投手も勝利投手になりました。
  最大のピンチもあったけど粘投? 怪投? とにかく勝ったから良い。

3、何気に好きなオリックスの寺原投手。
  ソフトバンク相手に8勝目。
  大負けした時があったから防御率はまだまだだけど、彼の登板もいつもチェックしてます。
  いろんなチームを渡り歩く投手って応援したくなります。
  彼は好みだから特別に・・・


そんなこんなで今朝はスポーツ新聞を見ても楽しい~♪

ダルビッシュの弟の不祥事でいろいろ騒がれているけど、兄弟というだけでいろいろ大変だな~
ダルビッシュ投手自体は今はすっかり人間的に成長しているし、彼の成績は文句なしだから
私は評価しているのですが。
今年もどんどん突き進んで立派な成績を残せるでしょうね~

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「デイブレイカー」

2011-07-01 20:52:15 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


「デイブレイカー」をDVDで観ました。
この手の作品はいつもは観ないのですが、何と言ってもイーサン・ホーク主演ですから!
なかなか不思議な面白い作品でした。

2009年製作。(アメリカ・オーストラリア)
監督はマイケル・スピエリッグとピーター・スピエリッグ。兄弟ですね。

おもなあらすじは・・・

西暦2019年、人類の大半はヴァンパイアになり不老不死となっていた。
わずかに生き延びている人間も血液を狙われ、不足がちな生き血を飲めないヴァンパイアは狂暴化するという世界。
代用血液の研究者エドワード(イーサン・ホーク)は人間の生き残りに出会い、何とか状況打破の手段を探すが・・・というような近未来SFホラー。


いや~、しかし2019年って近未来というかすぐそこですから。
こんな異常な近未来は来て欲しくないな~
95%がヴァンパイア、不老不死のはずなのに血液不足で死にそうというのも面白い設定でした。


さて、血液研究者のエドワードを演じるイーサンはとてもカッコ良かった。
ちょっと影のあるヴァンパイアで弟との確執にも悩む役柄に彼はぴったりでした。
ヴァンパイア役が似合うってどうよ! とも思うけど、彼が出ているとやっぱり良いです。
日光から守られた住居とか、特殊車両もセンスが良かったですね~
あんな特別なスクリーンのフロントを見ながらの運転ってすごくスリリング。

映画のあちこちではグロいシーンもいっぱいです。
血が吹き飛ぶ、生首がゴロンと転がる。
人間とヴァンパイア、ヴァンパイア同士でも襲い合うシーンなど、これでもか!という感じ。
この辺は苦手な人もいるだろうな。

代用血液を作る会社のオーナーとしてサム・ニール。
そしてエドワードが後で出会う元ヴァンパイアのコーマック(ウィレム・デフォー)が良い味出してます。
「あんたは誰だ?」と聞かれて「クロスボウを持つ男」って答えるのも可笑しかった。
あんな近未来の武器がクロスボウって言うのがクスッと笑えてしまった。
コーマックがある事で人間に戻れたのですが、その方法も可笑しかった。
映画では真剣でしたけどね~

それからエドワードの弟役のマイケル・ドーマンもなかなか好演でした。
ちょっと冷たい表情をして兄と衝突してばかり。
でもラストは壮絶なシーンだったけど、兄を逃がして身を投げ打つような悲しい場面でした。
マイケル・ドーマンはこれからもチェックです!

ヴァンパイアものってあまり興味もないのだけれど、イーサン目当てで観たこの作品。
設定も小道具も何か洒落てて、楽しんで作っているようすが伝わってきます。
ゾンビ映画もそうだけど、ヴァンパイアものもいろいろありますが、これはかなり面白かった内容でした。
最初と最後にコウモリが飛ぶシーンがあり、B級チックな所もあるけれど何か良いな。
もう一回観たい気がします。


今回の評価は・・・   星3つ半  ☆☆☆★    イーサンはやっぱりステキ




   

   

   

   

   

         








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