日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

最後のIMAX

2009-12-21 23:10:02 | マイケル・ジャクソン
昨日のFMラジオの余韻もそのままに、今日は「THIS IS IT」の再上映を観にIMAXシアターに行ってきました。
「アバター」にスクリーンを乗っ取られる前の限定4日間のIMAX上映。
本当にこれが最後です・・・


以前、この映画が再上映?!と聞いて「SONYめ!」なんて書いた私。
商業主義にすっかり振り回されるのはイヤだけど、映画は観たい。
でもこれが最後だな~


だから今日は大好きな歌を堪能してきましたよ。
「I'LL BE THERE」と「I JUST CAN'T STOP LOVING YOU」
そして「BILLIE JEAN」を心に焼き付けてきました。

マイケルのそばにいつもいる振付師のトラビスさん。
この映画では存在感がすごくあります。
いつもマイケルを理解してサポートしている様子がわかります。
そう言えば彼は後に「ELLEN SHOW」でダンサー達と出演した時にマイケルになりきってキレの良いダンスを披露していました。
オルテガさんと同じように重要な存在だったように思いました。


今日もダンサー達をたっぷり観ました。
ミーシャとダニエルがステージ下でマイケルを観ながら身体中で賞賛を表しているシーンとか。
ミーシャは冒頭のシーンで「LIFE IS HARD、RIGHT?」と言う時は涙ぐみ、マイケルと向かい合っている時はすごく可愛いイメージがあるのに。
ステージで踊る時はすごく強そうな迫力のある表情になっています。

TIMORは上半身裸で張り切って跳ぶ、踊る、滑る・・・
斜めに跳ぶのは確か彼ですよね。
ニックはちょっと大人のイメージ、優しそうな表情が好きです。
チャッキーは髪型を変えても個性的!
服装のポイントはグリーンの色使いかな?


そしてやっぱりマイケル・・・
サングラスをかけていてもIMAXだったら中の瞳も見える。
笑っていたり、厳しい目をしていたり。
最初から最後の「MAN IN THE MIRROR」の画面が止まるシーンまで、ずっとずっと観ていたい。
彼が願っていたように、映画を観ている間は日常を忘れるひと時でした。


THANK YOU MICHAEL










  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NHK・FM 「SOUND MUSEUM」

2009-12-20 22:22:43 | マイケル・ジャクソン
ラジオのNHK・FMでマイケルジャクソン特集をやりました。
「SOUND MUSEUM」という番組で何と吉岡正晴さんと西寺郷太さんという最強のコンビのお二人がやると聞いて楽しみにしていたんですが・・・
今までこんなに中身の濃い番組があったでしょうか?!
それもラジオですよ。
音声だけでマイケルを語る19:20~22:00という贅沢な時間!
本当に素晴らしい内容でした。


と言ってもラジカセがないので録音もできずに一生懸命リアルタイムで聴いた私。
その時間中に駅まで迎えに行ったり帰ってきた家族の食事を作ったりとバタバタすることも・・・
カーステレオで聞き、アイリバーで聞き、最後はCDラジオで聞きました。
だからどうしても聞き逃している場面もあります・・・


このお二人のマイケルに対するたくさんの情報量は有名ですが、とにかく愛にあふれていて言葉一つ一つが温かい。
でも中には厳しく分析される場面もあり、マイケル側の問題点を提議する時も。

この2時間40分という貴重な時間を使ってジャクソン5結成からマイケルが亡くなった後の事まで、事細かに時代を追って案内してくれました。
そしてポイントを押さえるかのような素晴らしい選曲の数々・・・


もう30年以上前の曲「SHAKE YOUR BODY」をモダンで古さを感じない良い曲です!と言うお二人に激しく同感。
私の好きな曲なんです。
「THIS IS IT」ではダンサーを披露するシーンで使われましたね。

その他に私の感じた事は・・・
「お父さんのジョー・ジャクソンに対しては虐待に近いほど厳しい扱いを受けた、と言われているが、ジャクソン5からジャクソンズに移行していったいきさつの中では重要な導きをしていたのでは。その点はとても評価できます。」と聞いて、その頃の深い背景がわかりました。

それから吉岡さんが1983年にマイケルジャクソンと会ったお話もジーンときました。
最初はジャッキーへのインタビューだったそうですが、偶然マイケルやファミリーとも会えた貴重なお話。
夏の暑い日にマイケルが長袖の重ね着や薄いカーディガンを着ていた理由。
もう彼はかなり若い時から「尋常性白斑」と闘っていたのですね。

「WE ARE THE WORLD」の語られていない場面など。
マイケルが何かのインタビューで「誰が何をしたか、などは話したくないんだ」と言っていたのですが、本当は気持ちの中にいろいろあったのでしょうか。
発売されたビデオではわからない何かがあるのですね・・・
ちょっと聞き取る事ができませんでした。


アルバム「THRILLER」から「BAD」への時期。
そして「DANGEROUS」から「HISTORY」への時期。
その中でもあの裁判の話も詳しく説明する西寺郷太さん。
マイケルを取り巻く人間関係や環境が作品と一緒によくわかりました。


特にHISTORYではマイケルは曲の中で「怒り」「叫び」「訴える」シーンがいっぱいです。
そして最後のアルバムとなった「INVINCIBLE」の内容の濃さは本当にいつも感じます。
多くの困難を何とか乗り越えて、愛する子ども達を持って「不屈」を訴えたマイケルジャクソン。
このあたりの話では何だか涙が出そうでした。


最後に「THIS IS IT」を観ての感想として・・・
「ロンドン公演が出来たら100万人ほどが楽しめたはず。
でも悲しい事にマイケルが亡くなってこの映画ができて、100万人ではなく何千万人・・・もしかしたら億の人間が彼の作品を観る事ができた。
そういう意味ではマイケルのメッセージが多くの人に残せた事はすごく意味がある。
そしてそういう意味では特別な存在のアーティストだったと思う。」と話していました。
(細かい表現は違うかもしれません。でも、本当にそうだと思います)


吉岡さんはこの映画を6回観たそうです。
そして西寺さんもご存知のようにマイケルの本を書かれ、この半年いろんな場面で彼の素晴らしさを伝え続けています。
マイケルに対して本当の意味で愛情を感じているお二人だからこそ、今夜の番組は中身のとても濃い素晴らしい内容となりました。


レイ・チャールズと一緒に歌う未発表曲があるなんて・・・
もう聴くことはできないのだろうか?


何度も言いますが、ラジオなんです。
ずっと耳を傾けていたいのは吉岡さんと西寺さんだから、そしてマイケルの曲をいつも聴いていたいから。
すごく良い番組を聴けて幸せでした。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fenderを弾く息子

2009-12-19 23:14:56 | 日々のこと
マイケル目当てで入ったWOWOWで「ロックン・ロール・ホール・オブ・フェイム」を観ました。
今年の10月にマジソン・スクエア・ガーデンで行われたロックの創始者達のライブです。
殿堂入りしたミュージシャンだけでなくサプライズゲストもいっぱい。
あの、ブルース・スプリングスティーンも貫禄ある声で何曲も披露してくれました。
(マイケルと一緒の「We Are The World」を思い出しちゃいます)

その他スティングやミック・ジャガーも良かったですがジェフ・ベックが出たのは最高でした♪
彼は昔のイメージのままカッコイイ~
もちろんギターも最高でした。

2月にあったグラミー賞授賞式の放送でロバート・プラントを観て感激しましたが、何十年もこの世界で頑張るミュージシャンは良いですね~


我が家の生意気三男坊・・・(この形容詞がいつもぴったり!)
今、ギターに夢中です。
自己流だけでは限界があるのでレッスンに通っているのですが、この前までの課題曲が「Hiway Star」でした。
私が「次はきっと『Smoke On The Water』だな!」と言ったら本当に今日はその楽譜を持って帰ってきました。
予想が当たった!
と言ってもギター少年の流れは昔も今も同じって事ですね。
時代はめぐるよ。


そんな子どもももうすぐ冬休み・・・
地獄もめぐるよ



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心のつぶやき

2009-12-17 23:03:09 | 日々のこと


大好きなオキザリスの花・・・一つ一つの開花がとても可愛いです。


クリスマスまであと一週間って、嘘みたい。
我が家にはクリスマスらしい飾りもなく、いつものように時を刻む毎日です。
まぁ、正直言って可愛い年代の子どもがいなくなると私も力が入らないのかな。
それとも日々の事で精一杯なのかも・・・
毎日、駅まで迎えに行くとイルミネーションは見られるし、ね。


さて、ぴあの発表によると今年の満足度NO1の映画は「THIS IS IT」だとか。
上映期間が短いのに大健闘ですね。
あの「グラントリノ」をも抜いたとか言っています・・・
(私はグラントリノに感動しなかったので比較しづらいですが)
もうすぐ彼が亡くなって半年ですが、今でも語り継がれる毎日。
永遠の存在なんだろうな~
喪失感の中にいても毎日生活しなくてはいけない現実があります・・・


それにしてもあと2週間で今年も終わるなんてどうしよう?
大きな予定はないけれど、クリスマスはWOWOWでミスチルを観て
それからフィギュアの全日本を観て。
クリスマスケーキも焼くし大掃除も一人ですることになるだろうな。
とにかく毎年変わらないこの流れ。
自分を労わりながらやっていこうと決心しています。


私にはサンタクロースは来ない。
だから好きな曲を聴いたり、一人でドライブしたり。
日常の悩みから逃避行する必要がいつも大切なんです・・・


さて、最近の献立は・・・



肉団子の甘酢あん、クリームシチューなど



おでんをたくさん作りました。
おでんはおかずにならない・・・でも美味しい!



最近、スープカレーに凝っています。
以前ブームになった時は興味がなかったのです・・・今頃になって好きになりました。



ポークステーキ、厚揚げの煮物など



串かつなど



しょうが焼き、ポテトサラダなど



きのこピラフ、クリームシチュー 、かぼちゃサラダ、八つ頭の煮物など



麻婆豆腐、大根の煮物、サラダなど



ポークソテー、パスタ添え、レンコンの煮物、おひたしなど



サーモンフライその他



またまたスープカレーです。
でもすぐに無くなっちゃう・・・



鶏の照り焼き、ニラ入り卵焼きなど


う~ん、いつものパターンの献立の数々です。
もっと新メニューを考えないとダメだな~







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイケル特番

2009-12-16 23:08:13 | マイケル・ジャクソン
昨日はBS朝日で「ベストヒットUSA」マイケルジャクソン特集第三弾をやってくれました。
いつも小林克也さんはマイケルに対して熱いので話したい事がいっぱいあるようで
時間もギリギリにおさめたような構成。
今までの映像とかぶるシーンもあるけれど、今回も彼の音楽への功績を称えた番組だったと思います。

ライオネルやボン・ジョビやニーヨなどその他多くのアーティストがマイケルに対する気持ちを語るシーンも聞き入ってしまいました。
この機会に子ども達がマイケルに夢中になったエリック・マーティンのエピソードなんて温かいですね。
「マイケルは今でも僕らと一緒にいるよ!」と言う息子さん達。
こうしてマイケルを愛する若い新しい世代がこれからも生まれる、と話していました。
本当にそのとおりだと思います。



THEY DON'T CARE ABOUT USのメキシコ・バージョンは嬉しかった。
(プリズン・バージョンは動画サイトで観るしかない・・・)

最後は彼のメッセージの強い「EARTH SONG」でした。
う~ん、いつも良い番組・・・



さて、特番続きの今日は日テレで放送。
それもゴールデンタイムなので内容によってはまた間違った影響も出るのでは・・・と心配しつつ観ました。

まず、えなり君が司会をする最初の一時間はいらない!
もうバシールの思うつぼのような展開です。
ゲストの受けを狙う言葉の数々。
この一時間は本当にいりません。


その後の2時間はほとんど再現シーンでした。
マイケルが陥れられた最初の事件も、その後の第二の事件も細かい事を知らない人にはわかりやすかったかもしれません。
とにかく富に群がるタカリ体質の家族達。
マスコミはここぞとばかりに騒ぎ続ける。
そしてロス市警も立件に向けてあまりにもひどい捜査の数々。
「マイケルジャクソン裁判」の本を読まなくても、ある程度まとめて再現で見せてくれるので少なくともマイケルを誤解している人には手軽に見てもらえたのは良いです。

もうトーマス・メゼロウ弁護士のおかげですね。
そして証言をしてくれたマコーレやクリス・タッカーやちょっと複雑だけどデビー元夫人の証言も・・・

それでも無罪となったマイケルを蝕んでいったのは大きな事実です。
彼は裁判で勝ち取った「無罪」をただ喜ぶだけの気持ちにはもはやなれません。
長い年月が彼の一番充実するべき時期を奪ったのだな~とつくづく思います。

ジャーナリストの小松さんの取材を元に番組を作ったらもっと良くなったような気がします。
再現一時間、彼女の調査を一時間でやったら良かったのに。

とにかくツアーで充実していた彼の大切な時間を奪ったこの一連の裁判。
そしてそれが今回の死にも繋がっていくという事実。
悲しさや悔しさがなかなか消えないのも仕方ない事です。


日テレの特番として、どれだけ意味があったのかはわかりません。
途中に入る「THIS IS IT」の曲はジーンときます。
でもラストの「THRILLER」で終わるあたりが・・・納得できない。
所詮、マイケルの代表作はスリラーよ!ってことなのか?

こうしてまたこの番組はHDから削除されるのでした・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「HISTORY TOUR」♪

2009-12-14 11:37:25 | マイケル・ジャクソン
昨日のWOWOWの放送、マイケルの「HISTORY TOUR」は最高でした。
その後リピートして何度も観ています。
映像もかなりきれいでした。

1997年の7月にドイツ・ミュンヘンで行われたLIVE。
「DANGEROUS TOUR」はDVDで観たし、ロンドン公演のリハ映像「THIS IS IT」の記憶が鮮明な今この時期に「HISTORY TOUR」は何だか意味のある放送だったように感じます。
マイケルが39歳頃でパワフルで、そしてLIVEの間ずっと元気でニコニコして楽しそうな印象がとても強く感じました。
ミュンヘンの観客に挨拶する時も本当に嬉しそう。
ニコニコしながら「こんなにおしゃべりするのは好きじゃないんだ」と言いながらそれでも楽しんでいるマイケル。
そんな表情をたくさん観る事ができて幸せです。
本当に意味のある今回の放送だったと思います。


全体で18曲ほど(途中、挿入される曲が何曲かありますが)
「HISTORY」にちなんで、このLIVEで聴ける貴重な曲もあり、最後まで心から楽しめました。
「STRANGER IN MOSCOW」とか「BLOOD ON THE DANCE FLOOR」
「DANGEROUS」「EARTH SONG」「HISTORY」などなど。


バックダンサーは男性4人がメインでした。(あとは女性2人)
もう髪型からメイクまでマイケル以上の派手さ!
ダンサーが少ない分、シンプルな構成に感じましたが、それはそれで良いですね。
もちろん「THIS IS IT」の大勢のダンサー構成も好きですが。


バックコーラスは男性3人。
ドリアン・ホーリーがいますがダリルがいない・・・
バックバンドはもちろんギターのジェニファー姐さん!
マイケルとの絡みも貫禄がいっぱい。
あとわかったのはドラムのジョナサン・モフェットでした。


気に入った場面などをいっ~ぱい載せます!



今回の登場シーンは宇宙船から。










「HISTORY TOUR」と言ったら金色の衣装です。
他に似合う人っていないのでは?







見よ!この髪型とメイク!
コーラスのドリアンまで目の所が・・・



ゼログラビティ決まった~



マイケル笑顔いっぱい。
あの昆虫を見つけて「セキュリティ~」と呼ぶシーンも最高です。




これぞ「BILLIE JEAN」
完璧なポーズの数々・・・このままポスターになっちゃいますね。



ジェニファーをステージ中央に促すお得意のポーズ!
別名「しぇ~」・・・
イヤミのシェーって通用するかな・・・






「BEAT IT」ではジェニファーと絡むのですが、今回のジェニファー姐さんは迫力がすごい。
かぶりもののせいか、マイケルを飲み込むかのような勢い。
挑発してから素気無く下がるジェニファーにマイケルは圧倒される?




だから僕はオレンジジュースを飲む・・・






「DANGEROUS」には圧倒されます。







[EARTH SONG」ではクレーンに宙吊り状態!
オルテガさん、ハラハラしているかな?下は大勢の観客ですから。
戦車まで出てきてしまった・・・




「HEAL THE WORLD」では強面ダンサー達が布を巻いてかわいい衣装で参加。
笑いながらマイケルと手をつなぐって最高ですね。


これこそ本来のマイケルの姿。
愛おしそうに子どもを抱いて歌います。







平和のメッセージをこめた後、ラストは「HISTORY」で終わります。
大きな国旗を全員で振りながら、マイケルが歌う。
人間ロケットじゃなくても感動しますね。


とにかく最初から最後までパワフルで笑顔がいっぱいあって幸せそうなマイケルが観られました。
ステージを右に左に走り周り、すべてのパフォーマンスに気を抜くところがなくLIVEを生で観られた人は幸せですね~

本当に「HISTORY TOUR」を観る事ができて嬉しかったです。
やっぱり彼のステージは最高だ~


WOWOWさん、クリスマスプレゼントをありがとう!

長いレビュー、失礼しました・・・





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WOWOW~

2009-12-13 15:23:41 | マイケル・ジャクソン
私がWOWOWを契約した一番の目的は・・・
マイケルの「HISTORY TOUR」の放送なんですが、いよいよ時間が迫ってきました。
3時50分からは何もしない!宣言をして、いっぱい楽しみたいです。

マイケルが逞しい(?)時期でパワフルなLIVEを観られそう。
すごく楽しみだな~






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ヒマラヤ杉に降る雪」

2009-12-12 12:35:13 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


さぁ、久しぶりにイーサン・ホークの作品です
1999年の映画ですのでもう10年前の作品ですね。
当時、工藤夕貴との共演と言う事でマスコミの反響など少しだけ覚えています。
今回、CS放送で初めて鑑賞。

この頃はイーサンは29歳くらいでした。
まだ若くて表情一つ一つが素敵でした。


「シャイン」のスコット・ヒックス監督の作品。
舞台はワシントン州ピュージェット湾北部サン・ピエドロ島(架空ですが)
ちょうど真珠湾攻撃の前頃から第二次世界大戦時の在米日本人や日系人の
強制抑留などを描いていますがとても貴重な背景だと思います。

物語全般が暗い重い天候で雪深いシーンばかり。
でもこれが特に重厚さを出しました。

幼い頃から仲が良かったイシュマエル(イーサン)とハツエ(工藤夕貴)が
大人になるにつれて人種差別や日米の関係にとても苦しむ展開。
とある殺人事件からハツエの夫が逮捕されて法廷で審議される「本当の正義とは?!」というテーマを訴える内容。

当時、あまり語り継がれていないアメリカに住む日本人や日系人はどのような
処遇を受けたのか・・・いろいろ考える場面が多くありました。

ハツエの少女時代を鈴木杏ちゃんが好演。
とてもキラキラした魅力でかわいかったです。
それからイシュマエルの父親役サム・シェパードの存在もすごく良いです。
地元新聞社として決して自国アメリカ寄りな考えではなく信念を持って正義感を表す存在。
そんな父親の影響を受けたイシュマエルも立派に父の後を継ぎます。
タイプライターの音が響くシーンが何とも言えない・・・


法廷では老弁護士役のマックス・フォン・シドーがとっても良かった~
もう身体も老いて咳き込んでばかりで・・・
でも法廷に立つと「私はもういつでも死を感じながらこの場に立っている」・・・そんなような言葉を言います。
命を懸けて本当の正義とは?と訴えているのでしょう。
それほど味のある老練の弁護士でした。


全体的に無駄なセリフがなく、言葉一つ一つに重みがありました。
舞台は暗いのにすごく染み渡るような内容で、心に訴えるものがいっぱいありました。
イーサンの切ない演技やその当時の時代背景の中でも「本当の正義」を考える人々。
観終わってからもジーンと心に残る良質な作品だったと思います。



今回の評価は・・・ 星4つ  ☆☆☆☆
とにかくイーサン・ホークが美しい。









最初から雪の寒いシーンが多かったので気が付かなかったのですが・・・
口で手袋をはめるシーン・・・そういうことだったのね。



父親役のサム・シェパードです。
こんな父親がいたら最高だな・・・



老弁護士役のマックス・フォン・シドー
とても存在感のある真の男って感じ。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤星選手の引退

2009-12-10 13:40:14 | プロ野球大好き
昨日突然発表があった阪神の赤星選手の電撃引退報道。
ケガで苦しんでいたのは知っていましたが、あまりにも突然なのでびっくりしました。
まだ33歳・・・
以前のようには盗塁できなくなっても彼のセンターの守備はずっと続いてくれると思っていたのです。
う~ん、それにしても残念。

フジモンがいなくなって赤星さんも引退か・・・
何だか阪神から気持ちが離れていきそうになった今シーズンの私。
最後はこんな知らせがやってきたのですね。
平野ンも泣いているだろうな・・・


野村監督に育てられ、星野監督で優勝に貢献し、野球以外でも社会貢献をたくさんされた選手ですよね。
どちらかと言うと頑固でクソ真面目なイメージが強いです。
神宮や横スタに観戦に行っても練習の時から笑顔なんてなくて、いつも真剣に野球をしていたイメージです。
ヒーローインタビューでもキレるシーンがありましたね・・・


とにかくこの時期の発表は驚きました。
すぐにでも走塁コーチになれそうな彼ですが、まずは脊椎をこれ以上悪くされないように、お大事にしてほしいです。

9年間ありがとう。
私はこの目で彼のHRを見た事を忘れません。
お疲れ様でした。





こんなシーンは今見ると涙が出そうです。
良い写真ですね・・・

ノムさんは「引退を撤回しろ。俺が良い医者を探してやる。」って・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オリアンティ、見っけ♪

2009-12-10 10:12:32 | マイケル・ジャクソン



WOWOWで観ていた番組であのオリアンティを見つけました。
2009年の2月にあった51回グラミー賞の授賞式の番組です。
(ちょっと古いですが・・・)
まだオリアンティがマイケルの映画「THIS IS IT」に参加する事は決まっていなかった時期かな?
後記・・・あとで調べたら、マイケルはこのオリアンティを見てオーディションに誘ったそうですね。すごく納得~


歌手のキャリー・アンダーウッドのバックで堂々とギターを演奏していました。
巻き髪クルクルですごく可愛いです。
すぐに気づいたのは演奏する姿勢とかちょっとはにかみ顔を見て。
オリアンティ、まだすごく若いのに雰囲気あって良いですね~。
マイケルの映画の時はちょっと幼く見えたので・・・








最近の私はJACKSON5とJACKSONSを聴いています。
マイケルが青年になって声が変わった直後の頃の歌が好き。
軽くかすれて、哀愁のある歌い方です。

さて、もうすぐHISTORY TOURの放送もあるし、日テレでは来週16日にマイケルの特番をやってくれます。
マスコミの攻撃や裁判の事も詳しくやるんだろうか?
どうしても善行は隠され悪い事ばかりを報道された彼の人生。
才能を訴える番組は多かったので、今度は誤解を払拭できる内容になれば良いな。


今日のお気に入りの曲は・・・


「Even Through You're Gone」です




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする