天狗になったニコライ・モロゾフ

教え子が揃ってオリンピック内定になったからと言ってこの時期に発言する内容じゃないよね！
ニコライがまた報道で浅田陣営、高橋陣営をバッサリ批判したとか。
記事の内容を少し落ち着いて読んでみても、やっぱりこの時期に言うことじゃない。

「１００年以上も前に死んだ作曲家の曲ばかりでどうなんだろう」？
「高橋陣営に限っては何に向かってやっているのか理解できない」？

言いたい放題の発言ばかりです。

同じ日本選手の代表になるために頑張っている数多くの選手達は今も毎日頑張って練習しているでしょうに・・・
内定もらってイチ抜けた～！ですか？



私は高橋君はニコライの元を離れてから成長したと思うのです。
彼自身がコーチの事（ライバルの織田君を教えると決めたニコライの決断）などを乗り越えて、さらにケガとの戦いもあり大きく成長しました。
そんなところが今まで高橋選手の事を何とも思っていなかった私が彼のスケートを好きになったのです。
４回転チャレンジ、良いじゃないですか！


ニコライの戦略の手堅さは充分わかります。
シリーズでもファイナルでも結果を残したし、文句はないでしょう。
だけど、策士ぶりにはちょっと辟易する面もある。
オーサーが増殖しているようで何だか気持ち悪い。


と、ここまで書いてやっぱり思った事は・・・
私はニコライ陣営が好きではないんだ、そうなんだ。
だから際立つプログラムと彼が言う「クレオパトラ」にも感動しないんだ。
頭につけたものを見て「孫悟空」のプロかと思ったのもしかたない。
織田君のコミカル路線も好きじゃないし、何度も観たいと思わない。
う～ん、やっぱりニコライ筆頭にして好きじゃないんだ！


そんな事がわかった夜でした。

エキシビション

昨日のエキシビションの放送は地上派で観ました。
もちろん録画してあとから好きな所だけ観るというわがまま鑑賞！
途中、フリー演技の繰り返しとかあって・・・それはもういらない。
映画の宣伝まで番組の中でやりましたね～


さてエキシビションで良かったのは、まずウィアー！
レディ・ガガの「ポーカーフェイス」は面白いですね。
選曲がばっちりです。
ウィアーの怪しい雰囲気をいかして見所がいっぱいありました。
（でも本当のレディ・ガガは良くMTVで観るのですがもっともっと怪しい！
というか何考えてるのかわからん・・・）







怪しいウィアーは頭で滑る・・・


それからジュニアは男子女子ともそろって金メダルをとりましたね。
羽生君は小さい時からTVの特集とかで見ていますが、大活躍！
その髪型はいつまで続けるのかな？

一方、村上佳菜子ちゃんはまたまた上手になりました。
SP２位から逆転の優勝とは素晴らしい。
昔の真央ちゃんを観ているようでした。






そして私にとってのファイナルの締めはライサチェクの演技です。
シナトラの「アラウンド・ザ・ワールド」を気持ち良さそうに滑る姿を観て
オリンピック前の国際大会では最後なのでしっかり楽しみました。
（あっ、１月の全米はすごい大会になりそうですね）





相変わらずいろいろあったこのグランプリシリーズとファイナル。
今までは固唾をのんで演技を観た事もありますが、最近はすごくラフな気持ちで観ています。

確実に点の取れる構成で大きな技に挑戦しないで安定した演技をするものが制す！
もうみんながわかってきた事ですね～