日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

マイケル特番

2009-12-16 23:08:13 | マイケル・ジャクソン
昨日はBS朝日で「ベストヒットUSA」マイケルジャクソン特集第三弾をやってくれました。
いつも小林克也さんはマイケルに対して熱いので話したい事がいっぱいあるようで
時間もギリギリにおさめたような構成。
今までの映像とかぶるシーンもあるけれど、今回も彼の音楽への功績を称えた番組だったと思います。

ライオネルやボン・ジョビやニーヨなどその他多くのアーティストがマイケルに対する気持ちを語るシーンも聞き入ってしまいました。
この機会に子ども達がマイケルに夢中になったエリック・マーティンのエピソードなんて温かいですね。
「マイケルは今でも僕らと一緒にいるよ!」と言う息子さん達。
こうしてマイケルを愛する若い新しい世代がこれからも生まれる、と話していました。
本当にそのとおりだと思います。



THEY DON'T CARE ABOUT USのメキシコ・バージョンは嬉しかった。
(プリズン・バージョンは動画サイトで観るしかない・・・)

最後は彼のメッセージの強い「EARTH SONG」でした。
う~ん、いつも良い番組・・・



さて、特番続きの今日は日テレで放送。
それもゴールデンタイムなので内容によってはまた間違った影響も出るのでは・・・と心配しつつ観ました。

まず、えなり君が司会をする最初の一時間はいらない!
もうバシールの思うつぼのような展開です。
ゲストの受けを狙う言葉の数々。
この一時間は本当にいりません。


その後の2時間はほとんど再現シーンでした。
マイケルが陥れられた最初の事件も、その後の第二の事件も細かい事を知らない人にはわかりやすかったかもしれません。
とにかく富に群がるタカリ体質の家族達。
マスコミはここぞとばかりに騒ぎ続ける。
そしてロス市警も立件に向けてあまりにもひどい捜査の数々。
「マイケルジャクソン裁判」の本を読まなくても、ある程度まとめて再現で見せてくれるので少なくともマイケルを誤解している人には手軽に見てもらえたのは良いです。

もうトーマス・メゼロウ弁護士のおかげですね。
そして証言をしてくれたマコーレやクリス・タッカーやちょっと複雑だけどデビー元夫人の証言も・・・

それでも無罪となったマイケルを蝕んでいったのは大きな事実です。
彼は裁判で勝ち取った「無罪」をただ喜ぶだけの気持ちにはもはやなれません。
長い年月が彼の一番充実するべき時期を奪ったのだな~とつくづく思います。

ジャーナリストの小松さんの取材を元に番組を作ったらもっと良くなったような気がします。
再現一時間、彼女の調査を一時間でやったら良かったのに。

とにかくツアーで充実していた彼の大切な時間を奪ったこの一連の裁判。
そしてそれが今回の死にも繋がっていくという事実。
悲しさや悔しさがなかなか消えないのも仕方ない事です。


日テレの特番として、どれだけ意味があったのかはわかりません。
途中に入る「THIS IS IT」の曲はジーンときます。
でもラストの「THRILLER」で終わるあたりが・・・納得できない。
所詮、マイケルの代表作はスリラーよ!ってことなのか?

こうしてまたこの番組はHDから削除されるのでした・・・

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