日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

「96時間」

2010-12-30 14:24:44 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
年末なのに現実逃避!
さぁ、映画レビューをいってみよう!




リーアム・ニーソン主演の「96時間」を観ました。
2008年製作のフランス映画、監督はあのリュック・ベッソンです。

おもな内容は・・・

元工作員の父親ブライアン(リーアム・ニーソン)は引退生活を送っている。
別れた妻と暮らす最愛の一人娘キム(マギー・グレイス)が友人とパリに行くと聞いて猛反対するが最後は仕方なく送り出した。
そしてキムはパリで謎の誘拐犯に拉致されてしまい、ブライアンは単独で乗り込み娘の救出のために闘うアクション・ストーリーです。


いや~、この父は娘に対して盲目的な愛ですね~
「娘を救うためなら、エッフェル塔でも壊す」とまで言い切る父親。
それはわかるのだけど・・・

さて、ここから辛口です。
娘キム役のマギー・グレイスは製作当時25か26歳です。
それが17歳の娘役って最初から違和感がいっぱい。
少しでも若い少女と見せるためなのか走り方がかなり子どもっぽくてわざとらしく失笑してしまった。
いくら世間知らずの年頃とは言っても「U2」のツアーの追っかけをするために、さらに跳んでいる友達アマンダと二人でパリへ行ったら、着いた途端に誘拐されちゃうのか・・・
まったく危機感なし。

その他でも誕生日のプレゼントのシーンとか、友達は死んだのに笑顔で帰国するラストの展開、
その上、「歌手になりたい」って本当に思っているのか疑わしいのに有名シンガーを父親に紹介してもらう・・・

あ~、甘ったれ過ぎだ~
父親も甘やかしがひどすぎる!
多分、娘は一生大人になれない予感だ



確かに90分ほどでテンポも良く、大好きなリーアム・ニーソンのアクションも見劣りがしないし面白い場面もあるんだけど。
どうしても娘キムの魅力が全く感じられず、その娘のためにいったい何人の人間を殺しちゃったのか?!
お父さん、強すぎ! そして弾に当たらない!


娯楽映画としては現実を忘れられるのかもしれないから評価も高いのでしょう。
しかし私は最後まで乗れなかった。
もっと頭脳戦や救いたくなる娘(?)を観たかった。
リーアム・ニーソンは好きですけど。


今回の評価は・・・  星2つ半   ☆☆★


娘のためには何をしても良いのか~?
親の愛情はそういうものではない。


      


   


   




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