日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

「海辺の家」

2010-12-09 23:41:48 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


ちょっと気になっていた作品「海辺の家」をDVDで観ました。
ケヴィン・クラインはあまり好きな俳優ではないけれど、なかなか良かったです。
それにお気に入りのヘイデン・クリステンセンが出ているので必見!


2001年製作のアメリカ映画。
監督はアーウィン・ウィンクラー。(ロッキー・ザ・ファイナルも監督していますね)

おもな内容は・・・


建築事務所に勤めるジョージ(ケヴィン・クライン)はアナログな仕事ぶりがうまくいかずに上司と揉めて解雇される。
彼は妻ロビン(クリスティン・スコット・トーマス)にも逃げられ、自分の一人息子サムともうまくいかなかった。
そんな彼が余命宣告を受けてから、自分の住む海辺の家を建て直す事を決意。
父親に反発する息子にも無理やり手伝わせ、見事に家を完成させるのだった・・・


この息子サム役がヘイデン・クリステンセン!
「スター・ウォーズのアナキン」と言うより、「ニューヨーク・アイラブユー」のイケメンのスリ!と言いたい。
このパンクな不良少年役はすごく良かったです。
部屋にはマリリン・マンソンのポスターを貼り、クロゼットの棒で危ない事もしちゃう反抗期の少年。
でも両親が離婚し、母親の新家庭に引き取られ新しい父や弟達の中では反抗もするだろうし大人に対してのイメージは最悪だろうな~
ジョージには父親らしい事がしてもらった事もなく・・・
それなのに余命が宣告されて初めて息子と向き合う事になったと言われても、ね~。
見るからに不機嫌そうなパンク息子がどう変わっていくのかは楽しみでした。
そしてその過程がすごく巧かった。


その他にも良い役者陣が多かったです。
だけど、必要のないシーンも多かったかも。
隣家の女友達アリッサの母親の奔放なシーンとか、まぁ娘のアリッサも奔放な女の子でしたが。
ジェナ・マローンは最近こんな役が多い?


それから母親のロビン。
一度はうまく行かなかったジョージとの結婚生活なのに元夫の余命宣告を知って愛情が蘇るのか・・・
できればサムの母親としてだけジョージに接して欲しかったです。
ロビンの新しい夫も気の毒でしょう・・・
なぜか節操のないような女性陣には感情移入ができませんでした。
そこは残念。


最後にジョージが亡くなった事を知るサムの表情がすごく良かった。
ヘイデン、素晴らしい演技でしたね。
あのパンク野郎が(これはこれでカッコいい)だんだん柔らかい表情になって人生の希望を見出していくのが良かったです。


そんな訳で今回の評価は・・・   星3つ半   ☆☆☆★  ヘイデンが良いのでおまけ!




   


   



ビジュアルメイクをしたヘイデンもカッコいい・・・

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