ワールドミュージック町十三番地

上海、香港、マカオと流れ、明日はチェニスかモロッコか。港々の歌謡曲をたずねる旅でございます。

ナポリタンの嘘

2007-06-25 03:45:20 | 時事


 嘘っぱちだな。
 ドラマで使われた曲のヒットのおかげで忘れられていたスパゲティのナポリタンが復活した、なんて趣旨の記事だけど、何言ってやがる、街ではこれまでも普通にナポリタンは食べられてきたし、忘れられたことなんてないぞ。

 話題作りのために現実を捻じ曲げやがって。こういう”作り上げられた歴史”って凄く気持ちが悪い。

 でもどこにもいるお調子者は、話を疑いもせずにすぐに話題に乗って、、「ああ、そういえば昔、ナポリタンってのがあったよなあ。あははは。また食えるようになったの?すげえ懐かしいじゃん」とか言い出すんだよな。で、そういう奴が”ノリの良い奴”って事になったりするんだけど、うん、ただのバカだと思うよ、そういうのは。

 ○復活!懐かしの「ナポリタン」 (ゲンダイネット - 06月23日 10:10)
 「愛しのナポリタン」という曲がヒット中だ。日本テレビ系ドラマ「喰いタン2」のテーマソングで、「粉チーズでおめかし、嗚呼ぁ タバスコ、愛しのナポリタン~」とラテン調で歌う。オトーサンたちの間でも、「昔、喫茶店で食べたナポリタンが懐かしい」という声が強まっている。
 「ナポリタン」(小学館文庫)の著者・上野玲氏もこう話す。「洋食屋やビアホール、居酒屋などで、『懐かしの』と銘打ってナポリタンを復活する店が増えています。コンビニでもナポリタンは隠れたベストセラーです」