ワールドミュージック町十三番地

上海、香港、マカオと流れ、明日はチェニスかモロッコか。港々の歌謡曲をたずねる旅でございます。

リチャードと呼べ、リチャードと

2006-05-29 02:30:38 | いわゆる日記


 今、ニュース・サイトをあれこれ覗いて回っていたら、「椰子の木から落ちて怪我したローリング・ストーンズのキースが無事退院」なんて記事を見つけた。

 元記事・キースの帰国

 椰子の木から落ちて、なんてとぼけた怪我してんじゃねーよ、としかいえませんがね。いや、脳を手術したってんだから、たいそうな怪我だったんだろうか。

 にしても、椰子の木から落ちるってのは椰子の木に登っていたんだろうし、いい年してそんなものに登って何してたんだ、このご時世に、って感は否めない。

 ちなみに私、彼の名をリチャーズなんて腑抜けた呼び方をする気はありません。私はあの激動の60年代に彼の名を”キース・リチャード”と覚えたんだ。あの頃は、そう呼ばれてたからな。

 それはフォークソング好きばかりの高校で、一人場違いなロック少年として無意味な意地を張り続けた私の青春の証みたいなものでね。いまさら「正しい読みはリチャーズでした」なんて言われたって、知ったことじゃない。奴の名は”リチャード”でなけりゃあ収まらないんだよ、この想いはなっ!

 と言うことで。これからも元気でやってくれ、キース・リチャード!