ワールドミュージック町十三番地

上海、香港、マカオと流れ、明日はチェニスかモロッコか。港々の歌謡曲をたずねる旅でございます。

鹿鳴館・風景

2012-06-16 04:25:33 | 時事

 ☆マイナリ元被告 成田から出国(読売新聞 06月15日)

 このニュースをテレビで観ていて、なんか居心地が悪くてならなかったこと。
 あくまでも事件の顛末とは関係の無い話なんだけど、ゴビンダ・マイナリ元被告の”冤罪からの救出”を喜ぶ奥さんと娘たちのルックスやその仕草が、どうしても胡散臭く見えてならないのだね。
 母娘で優雅に微笑み合う姿なんぞは、どこぞの映画祭の赤絨毯の上の光景か、あるいはファッションショーの楽屋拝見みたいに見えてしまう。なんか作り物っぽくてさ。

 あれは母娘自身にしてみれば、「ほうら、私たちはこんなにも美しく知的な国民であり家族なのです。そんな私たちの夫が、父親が、残忍な犯罪など起こすはずがないじゃありませんか」ってなアピールなのかも?と受け取ったんだけど。だとすりゃそれは計算違いだろうなあ。いや、どこまで作為的にやっていたのかは、知りませんけどね。
 少なくとも我が国においては、あの手のニュースの当事者にテレビの視聴者が求めるのは、そんな姿じゃない。そもそも、「こんなにも素敵な私たち」であることが、必ずしも無罪の証明となる、なんて信じてもいないし。

 日本人の感性、あなたがたが考えるほど純朴ではありませんよ、ということで。だからかどうか、あのニュース、大して話題にもならなかったしね。
 そのへん、計算違いですよと誰か言ってやらなかったのか。いや、言ったって分かってもらえるかどうか。まあ、どのみち裁判所の判定にたいして影響があるものでもなさそうだし、よくある文化のすれ違いとして、歴史の捨て駒として忘れ去られて行くんだろうねえ。

やったもん勝ちの街角に陽は落ちて

2012-06-11 15:53:19 | 時事
 ■大阪・心斎橋で通り魔…刺された男女2人死亡
          (読売新聞 - 06月10日 14:37)

 ~~~~~

 何よりやりきれないのは、この犯人、「犯行当時、被告は心神耗弱状態にあり責任能力がなかった」ということで、裁判では確実に無罪になるであろう、ということ。
 そうなんでしょ、人権派弁護士さん?

スカイツリーが両手を回す日

2012-05-23 04:16:37 | 時事

 昨22日は雨に祟られた東京スカイツリー開業日とかで、テレビでミヤネヤとかいうワイドショーを見ていたら、霧雨に上の方が霞んで見えない、かの巨大建造物を空しく画面に映し出しながら、「見えませんねえ」「こちらも見えません」とか、ずーっとやっていて、アホらしくて逆に面白くさえなってきたのだった。あれ、あのような想定外の事態にどう対処するか考えてないのかねえ。

 それにしても、あのスカイツリーなるものの建立、なんにもめでたくない、むしろなんか知らず縁起の悪いものみたいに見えて仕方がないというのは私だけですか。
 世界一とか言われても全然嬉しくないし、逆にバベルの塔今日版なんて暗いイメージが、その根っこのあたりから湧いて出ているように感じられてならない。いずれ遠からぬうちに、なんかの事故であっけなく倒壊するような絵が浮かんで来るのよなあ。
 先輩?の東京タワーが戦後日本の高度成長を象徴する建物であるのに対し、スカイツリーの方は不景気とか大震災とか、どうも絡んでくる挿話もパッとしないものばかりだし。

 なんてことを考えていたら、その前夜、ラジオで聞いた三橋美智也の昔々のヒット曲、おっと、今調べたら昭和37年のヒット曲となってるな、”星屑の街”のことなど、ふと書きたくなってしまったのだ。

 とはいえ、この曲が大好きで、なんて話題ではなく、歌詞の意味不明な歌だったなあ、って話なんだが。
 この歌の歌いだしの歌詞、これがどうも意味が分からず、子供心に不思議に思っていたのだったが、何、「今考えたってやっぱりどういうことなのか見当がつかない。

 ”両手を まわして 帰ろう 揺れながら”

 というんだが、これ、具体的にどういう動作をするんだろうか?両腕を大車輪状態でグルグルまわして、それで空気を掻いた推力で前進するって意味なんだろうか?ほとんど物理的には意味をなさないと思うんだが。しかもその運動を”揺れながら”せねばならないのだから。もっとも、両腕をぐるぐる回している状態では当然体のバランスは崩れるし、結果として揺れるしか仕方がないのかもしれない。

 この問題をネットで調べてみたが、やはり疑問を持った人はいて、いろいろ考察がなされている。いわく、これは酒場で一杯やってから故郷へ帰ろうとしている人の歌であって、両腕をぐるぐる回して、狭い酒場で凝った体をほぐしているのだ、とか。これは準備体操説といえようか。
 また、故郷へ帰る列車の、その機関車の車輪の動きを両手で真似ているのだ、というのもあった。電車ごっこ説とでも言おうか。
 などといろいろあったのだが、どうもスッキリ納得できるものに出会えない。

 というか、作詞者本人、あるいはそれに近い人の証言などあれば、説得力があるのだが、それに出会えないので、ともかく決め手を欠く。
 それにしても、当時”大人”としてリアルタイムでこの歌に向かい合った人々は、この歌詞をどのように解釈していたのだろうか?そんな昔話も見つからない。雰囲気ですべて受け入れてしまったのだろうか。などと首をかしげれども、もう時は流れ過ぎて久しい。
 この歌がヒットした年、堀江謙一氏が太平洋をヨットで単独横断し、東京の人口が一千万人を超えている。




おい、泉谷

2012-05-02 06:23:49 | 時事
 昨日は不思議で仕方なかったのさ、あちこちの会社で「クールビズ」を始めた、なんてニュースでやってたんで。あれは夏の電力消費を抑えるために、暑い日には薄着をしよう、とかいう趣旨だったんじゃないのか。
 なんでこの薄ら寒い気候の日に、クールビズとか言い出すのかと。薄着をしたら、むしろ寒かろうによ。
 あんまり異様だから当方、着ていたTシャツを脱ぎ、長袖のトレーナーに着替えて違和感の表現としてやったのだ。ざまあみろ。

 ~~~~~

 塩谷とか言う奴が、「フタマタかけました、すみません」とか涙を浮かべて謝ってたが、その必要があるんだろうか。
 そもそも奴に誠意はないかもしれないが、別に犯罪を犯したわけでもなく、そもそも全国民に謝る理由なんかない。

 それにしても汚いのは、その騒ぎの尻馬に乗って、塩谷の旧悪(それも小さなことだ)など持ち出して、無理やり話題に乗ってきた泉谷しげるだ。塩谷が抵抗できない立場であることを見定めた上で。
 品性下劣とは、この泉谷みたいな奴を言うのだろう。

 ~~~~~

  山梨の農道で90歳の女性が首輪を離れた土佐犬に噛まれて亡くなったというひどいニュース。
 mixiに、「殺した犬は、飼い主は死刑では」との書き込みあり、当方もその意見に賛成である。

荒れ野の果てに

2012-03-09 06:41:47 | 時事

 しばらく見なかった気がする「やる気スイッチ、君のはどこにあるんだろう~」なんてCMが、また目に付くようになってきた。何のCMか、実はいまだに気がついていないのだが、この時期が売り頃の商品なんだろうか。
 上半身裸の少年が意味不明の奇声を発して通りを駆け抜けて行くあの姿、私には、フラッシュバック症状を起こした覚せい剤常用者が錯乱状態に陥り狂態を演じている、としか見えず、あんなグロテスクなものをなんでまた四六時中見せられねばならないのかと暗澹たる気分になってしまうのだが、あれほど繰り返しオンエアされるところを見ると、愛好家も多いのだろう。

 他人の「やる気スイッチ」を押したくてたまらない、なんて欲望を心中に溜め込んでいる層、というとなんとなく想像はつき、ますますうんざりしてしまうのだが。

 尊敬するM女史によれば、あの3・11以来、我が日本人は全員、ある種のヒステリー状態にある、とのことで、なるほど、その通りかと思う。
 地震発生直後、”自粛”によって空いたテレビのCM枠を埋める、との名目で異常と言うしかないCM枠独占大量オンエアがなされ、そんなヒステリー状況の構成要素の一つとなって来たのであろうものが、”AC”こと公共広告機構のCMだろう。

 そのACのラジオCMに、「道路を横断する際に一人の少年が、居並ぶ車の列に向かって丁寧にお辞儀をしながら道を空けてくれた礼を言い、渋滞で苛立つドライバーたちをひとときなごませた」なんてものがある。なにやらいかにも”ちょっといい話”風の運びで流されるのだが、はて、それほどのものなんだろうか?
 私は免許を取得して以来数十年、そんな具合に礼を言いながら道路を横断する小学生を何例も見てきた。それが特に珍しいものとは思わない。そうするように指導している学校もあるのではないかとも想像する。そして我々ドライバー連は「んなこたあどうでもいいから、とっとと渡りやがれガキども。あーあ、なんでこんなに混むんだよ、今日はよう」とかハンドルを握りながらつぶやいてきたのである。

 押し付けられる作り物の感動。なんとも見え透いた猿芝居。だが、「やる気スイッチ」をすでに押されているヒトビトは、”良き奴隷”としてご主人様の意図を素早く読み取り、今日も見事に感動さえしてみせる。

冷温停止と言うのなら

2011-12-16 06:36:32 | 時事

 本当に冷温停止したというのなら。野田よ、そこから取り出した核燃料を両手に持ち、にっこり笑って記念写真をとってみせろ。菅は食ったぞ、カイワレ大根を。

 それにしてもいつのまに”宣言”って言葉の意味は、”だったらいいな”になってしまったのか。

 ~~~~

 ☆野田首相、16日に冷温停止宣言=福島第1原発、「ステップ2」達成
  (時事通信社 - 12月15日 21:05)
 野田佳彦首相は16日、首相官邸で記者会見し、東京電力福島第1原発の事故をめぐり、原子炉の冷温停止状態の達成を宣言する。これに先立ち、政府は同日、首相が本部長を務める原子力災害対策本部を開き、原子炉の冷温停止状態が達成できたとして、事故収束に向けた工程表「ステップ2」完了を決定する。
 政府は冷温停止状態の目標時期について当初は来年1月としていたが、その後、年内に前倒しした。
 冷温停止状態は、原子炉圧力容器底部の温度が100度以下であることと、放射性物質の放射抑制・管理ができていることが条件。東電は既に「目標を達成している」との見解を示していた。 


 クリック!

中学生の書いた原発

2011-10-25 05:43:52 | 時事

 下は、こちらのブログ(http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/3566551d49fc28b5dfcb648912e28ef7)に発表された「中学生の書いた原発」なる作文です。分かりやすいんで、自分の心覚えのためにも、ここにおいておきます。

 ~~~~~

私が「原発は必要かどうか」調べようと思ったきっかけは、東日本大震災の直後に起こった「福島第一原子力発電所」の事故です。
あの事故以来、野菜や肉、稲ワラなどから放射性セシウムが検出されたり、次々に原発の事故があったりと、いろいろ問題が起こってきました。
なので私は「原発は本当にいるのか」「あっても問題ばかり起こす発電方法なのではないか」と考えるようになりました。

まず1つ目に調べたことは「原発はどのようにして電気をつくっているのか」ということです。
そこで、インターネットのホームページで調べた結果、次のようになりました。(※図1)

1.原子炉の中では核分裂が起きると、強れつな熱が発生する。
2.それが熱源となって燃料のまわりに流れている水をふっとうさせる。
3.ふっとうした水が高温の水蒸気となり、タービンに送られる。
4.蒸気がタービンの羽に当たると、運動エネルギーが生まれる。
5.運動エネルギーがタービンを回して電気ができる。
6.電気が送電線に伝わって家庭や工場に送られる。

たかだかお湯を沸かすだけの装置なのに原子力を使うから、多くの犠牲を出し、不安をまき散らす。
原発は原料となるウランを掘る時にもヒバク者を出し、労働している人もヒバクし、原発事故が起きれば大勢の人がヒバクします。
原発は人の命を必ず犠牲にして成り立っていると私は思いました。

次に地震が多い日本に54基の原発があることが安全なのか調べてみました。
「ガル」とは瞬間的な揺れの加速度で地震の大きさを表したものです。
原発が地震にたえられるレベルは370ガルまでで、浜岡原発は東海大地震が起こると想定して600ガルまで耐震性があるそうです。
しかし、阪神淡路大震災では820ガル、中越地震は1400ガル、そして今回の震災で被災した宮城県栗原市では2933ガルだったそうです。
この数字を見たとき、地震にたえられるレベルをはるかに越していて、今でも日本は爆弾をかかえているようなものなのに、なぜもっと増やそうとするのか疑問に思いました。

次に、原発の発電コストは本当に安いのかを調べてみました。
原発の1時間あたりの発電コストは、5.9円だから「電力の中で一番安い」と言われているけど、国立国会図書館に置いてある「原子力発電所設置許可申請書」という本の中に発電単価が載っていて、それを調べてみると「5.9円」ではなく「13.9円」で、最も高いと言われている「水力発電13.6円」を越しています。
更に、この13.9円の中には、核の再利用や核廃棄物の処分費は含まれていないそうです。
これを見て「どうしてウソの数値を公表するんだろう?」と思いました。

では今、電力は本当に足りていないのでしょうか?
上のグラフは中部電力が出したデータです。(※図2)
このグラフによると、原発が動いていない時も電力は十分足りるので、今止まっている浜岡原発は、もう動かさなくても大丈夫だということが分かりました。

さらに、今、テレビでは大々的に節電を呼びかけています。
節電をすることは大切ですが、電力使用のピークは「夏場、平日、日中の午後2時から3時にかけて、気温が31度を越えた時」に限られているそうです。
しかしそのほとんどが工場などで使われている電力なので、「ピークの時だけ工場の使用量を少し減らす」など、工夫をした方が良いと思います。

節電した上で、原発をやめて自然エネルギーに変えていくことは可能でしょうか?
スペインでは風力発電が最大の電力源で、デンマークやドイツ、スウェーデンなども自然エネルギーを積極的に取り入れているそうです。

私たちの住む豊田市でも、薪ボイラーや太陽光発電など、自然エネルギー100%を目指す「すげの里」という公共施設があり見学してきました。
これから建設する公共施設すべて、原発にたよらず自然エネルギーを取り入れた施設を作っていって欲しいです。

私が今回の事故で一番心配なことは、食べ物・飲み物が放射能汚染されているのではないか、ということです。
グラフを見て下さい。(※図3)
今回の事故が起こってから政府は、食べ物・飲み物の基準値をここまで引き上げました。
口から入るものは(空気を含めて)どんどん体の中にたまり、内部被ばくします。
政府は「ただちに人体に影響はない」と言っていますが10年後、20年後に体に不調が現れたりガンになったりすると母に聞きました。
子どもや赤ちゃん、胎児など、細胞分れつがさかんな年れいほど、被害が出やすいそうです。
私は給食の中に放射能が含まれていないか心配です。
なので、できれば放射能測定をして欲しいです。

放射能は目に見えないし、においもないので、知らず知らずのうちに吸い込んでしまっていたらすごく怖いです。
なのでこれからは原発に頼らず、自然エネルギーで発電して、もし事故がおきても、人が犠牲にならない発電方法に変わっていって欲しいです。


着火の出来ない夕暮れに

2011-10-02 05:35:33 | 時事

 我が老母が「チャッカマンで火がつけられなくなった」と困惑気味に話している。どれどれと試してみると、なるほど若干力を入れないと点火は出来ないようだ。確かに力の弱い人にはきついかも知れない。

 説明書を読むと、どうやら子供たちのライター遊びで火事が発生する事件が多発したため、それを防ごうという工夫らしい。試しに、その種のものを扱っている店をチェックしてみると、チャッカマンばかりではない、100円ライターのタグイまでも、どこのメーカーも一様に「子供がいたずらしないように点火システムを堅くしてある」と高らかに宣言しているのである。中には製品のど真ん中に「重い」と大書したステッカーが貼ってある悪乗り気味の会社もあったりして。

 結局、「非力なものは火を扱うな」ということになるんだろうか、着火業界からのメッセージとしては。その種の製品の使用者のかなりの率を線香に火をつける年寄りが占めるんじゃないのか、ええ?
 そもそも、「操作に力が要るようにすれば子供のいたずらも減るだろう」なんてのが、業界こぞって右へならえするほどの名アイディアなんだろうか?
 これ、「子供が火遊びしないように」などというタグイの、雑な大義名分一辺倒のタテマエ発言が絶対的な力を持ってしまった我が日本の今日を象徴するような話ではないかな。

 そういえば、東日本震災直後に同じCM連発で人々の反感を買った、あの”AC”のコマーシャル、この頃見なくなったような気がしているみたいだけど、あれは形を変えていまだに続いてるんだよね。見分けが付かないように、装いを凝らしてね。




靖国神社と放射線

2011-08-16 05:05:56 | 時事
 もしも原発からの放射線を浴びて 死んでしまう子らがいたら靖国よ
 その魂を抱いてくれるのか 原子力発電が国策ならば

 敵は見えない放射線 セシウムの霧降る街角を ストロンチウムの雨降る道を
 いつか立派な大人になっていつかお国にご奉公と 通学続けた子供らをその魂を
 抱いてくれるのか靖国よ

 太郎の屋根に1ミリ・シーベルト 次郎の屋根に1ミリ・シーベルト
 拭ってやれぬ黄泉坂口惜し
 軍神の名は欲しくもないが せめて会いたや子供らに
 ああ 靖国で

 ~~~~~

 ★<靖国神社>閣僚の不参拝を石原都知事が批判(毎日新聞 - 08月15日 20:55)

 東京都の石原慎太郎知事は15日、全閣僚が終戦記念日に靖国神社を参拝していないことについて「日本人なんだから参ったらいいじゃないか。あいつら、日本人じゃねえんだ」と批判した。同神社参拝後、記者団に語った。

プルトニウムを抱きしめて

2011-07-10 06:03:06 | 時事


 土曜日の街のネオンの色は
 暗い川面に孤独に揺れ
 明かりの消えた遊歩道に
 恋人たちの影もない

 月の光とストロンチウム
 眠れる街に降り注ぐ
 星の囁きとプルトニウム
 命も凍る輝きの中に

 お前の街の放射線量を聞いたよ
 俺のところと同じくらいだった
 あいつとの子供は元気か
 あの日から何年過ぎたろう
 
 この世の何も愛しちゃいない つもりで生きてきた
 遠くに降る放射線を思って 心塞がれるその日まで

 月の光とストロンチウム
 眠れる街に降り注ぐ
 星の囁きとプルトニウム
 命も凍る輝きの中に