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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

2023年8月に観た映画 ※画像と追記あり

2023-09-06 18:22:57 | 好きなもの・映画やDVD

8月は映画館で1本、あとはWOWOWのテレビ録画と
オンデマンドで観ました。

 ミッション:インポッシブル 
デッドレコニング PART ONE

トム・クルーズが特に好きなわけではないのに、またまた
トムが主役の映画を観てきました。このシリーズがけっこう好きなので‥。

前作までがどんな感じだったかよく覚えてないのですが、
ずっとイーサンを支えてきてる「チーム」の存在がいいですよね。

そして副題 デッドレコニング
移動経路や距離などから位置を割り出すことで航行する“推測航法”という意味
だそうで、転じて、情報のない中で推測や結果を出すことを指す言葉でもあり
イーサンだけでななく、何人かの人物のメタファーにもなっているのだとか。

冒頭で最新テクノロジーの潜水艦とその中枢部を管理する場所が出てくる
のですが、そのカギが本当に文字通りの「鍵」だったことと、AIの暴走に
驚きつつも、結局は力づくでその「鍵」を奪い合う‥という、オーソドックスな
展開がおもしろかったです。カーチェイスあり、変装あり、ハラハラありで。

今回のPART ONEは、始まりに過ぎず、登場人物のお披露目的な役割だった
と思うので、「鍵」がすべてを明かしてくれるPART TWO を楽しみにしたいと
思います。





   
何年か前に原作を読んだのに、肝心のところが抜けて落ちていて。
なので、映画を観て、ああそうだったのかーと思いました。

本を読んだときに印象的というか、忘れられなかったのは、
主人公ココロが同級生からのいじめに合う場面。そんなつまらない
ことで、グループやクラスからはじき出され、居場所を失くして
しまうなんて!でした。
映画でもそのあたりのことも丁寧に描かれていましたね。

ラスト近くで、孤城の秘密が解き明かされるところでは、
何度か録画を止めて確認したり‥。時間は流れ、時代は移り変わっても
(いわゆる)いじめの連鎖は途切れることがないので、自己防衛策
として、自分の思っていることははっきりと自分で言う。
嫌なことは嫌だと言う。それが自分自身を保つ(もしかしたら)
唯一の方法なのかなと思いました。




   ワンスアポンアタイム イン ハリウッド

レオ様はそうでもないけど、ブラピは大好きなので、劇場公開の時に
観たいなーと思っていて‥でもタランティーノ映画は、グロい(もしくは
えぐい)場面が多いかも?とも警戒(笑)していました。

この映画には元ネタというか、下敷きになっている事件があって、
それを踏まえた上で観るのと、ただ漠然と観ていくのでは違うという
ことに、1度観終えたあとに気が付き、1969年のシャロン・テートという
女優さんがカルト集団チャールズ・マッソンファミリーに殺害された
ログ
を読んでからもう一度観なおしました。

ふむふむ、なるほど~そういうことだったんだ、と非常に納得。
そして、そのシャロン・テートの隣の家に、レオ様演じるリック・ダルトン
という俳優が住んでいて、彼のスタントマンであり、親友でもあるクリフ
(ブラピが演じてる)が大いに絡んでくるというわけです。

全体からしてみれば、五分の一くらいのラストに面白さをすべて注ぎ込む
ために、他五分の四を、丁寧に作り込んでいたのだなーと思いました。
クリフの最後の言葉 I will try  よかったな。






 
オリジナルタイトルは Misbehayior ( 直訳すると 非道徳な行為)

こちらは、「ミス・ワールド」の1970年ロンドン大会で
実際に起こった騒動を、キーラ・ナイトレイ主演で映画化した作品。
1970年代って私が小学生の頃ですが、テレビでミスユニバース
世界大会とか、その日本予選とかを観た記憶があり‥王冠乗せた
きれいな人に、子供心に憧れましたねえ。

女性解放運動とか、その活動をしている人とか、もちろん当時は
考えてみたこともなく、今回この映画を観て、そういう運動って
そんなに昔のことじゃないんだ、と軽く驚いた次第です。

国の代表として「ミス・ワールド」出場のためにロンドンまで
来た女性にも、もちろんそれぞれの背景があるわけで‥ミス・ワールド
反対派の女性たちと、出場側の女性たちの「視点」が交わるところと
実際にこの「騒動」に関わった人たちのその後の人生を、ラストで
紹介しているところにじんとくるものがありました。







オリジナルタイトルは、チラシの下に載ってる
MIlitary Wives

基地の中で共に暮らす軍人の妻たちが、夫が出征したあとに
秩序とメンタルを保つための活動の一環として結成した合唱団の話。
こちらも実話に基づいてます。

最初ばらばらだった気持ちと歌声が、最後みごとにまとまって
行くのはとてもよかったし、彼女たちが「練習」していた歌が
80年代のヒット曲で‥ああそういうことをうたっていたんだ!と
今更ながらに知ることができました(笑)。



8月は、とても久しぶりに電車で川越まで。
作家さん5人展のギャラリーでお買い物して、コエドビールブルワリーへ。
 手前のが私ので確か「伽羅」という
名前が付いていたと思います。。美味しかったなー


「植物と歩く」@練馬区立美術館 からバスで荻窪へ出て、友人と
ハンバーガーショップで夕方ビール。
 「らんまん」モデルの
牧野博士が実際に作った植物図鑑が観たくて行ったのですが、
他の絵画や彫刻も見ごたえありました。



「ピーター・シス展」@八王子夢美術館 から調布で夫と待ち合わせて
友だちの絵画展へ。そしてこの日はエビスビールのお店へ。




後半は@渋谷でSTOMP観ました。この日のために店長が製作した
Tシャツを、家族三人で着て行って。(でもビールは家に帰ってから)


  



娘との合同誕生日会では、今年もシャンパン飲んで‥
楽しい8月も終わっていきました。









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