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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

ほんやのおじさん ジルベルトとかぜ まよなかさん

2017-11-11 16:00:28 | ひらきよみ(読み聞かせ)

昨日は読み聞かせ当番の日でした。

前回は10月20日(金)だったので、ざっと3週間ぶり。
ひとりで1年生のクラスへ行きました。


まずは、肩慣らし的な短いお話‥。ねじめ正一 文 南伸坊 絵 
神田の古本屋さんで見つけました。(2011年8月号)



本屋さんで「ぼく」が絵本を読んでいると、本屋のおじさんは、

いつも にこにこしながら
「なにをよんでるの」って
やってきて

ゴリラの絵本を読んでいれば、胸を叩いたり、さがだちをしたりして
ゴリラをマネをし、さるの絵本を読んでいれば、お店の柱をするすると
のぼっていって、天井に頭をぶつけるし‥。

という具合に、ちょっかいを出したがるのです。

ぞうの絵本のときは、どんなことをするのかな?
じゃあ、くじらのときは?? と、1年生は予想しながら、楽しそうに
聞いてくれました。

今では、「ほんやのおじさん」というよりも、「ほんやさん」自体が珍しく
なってしまったのが、とっても残念です。魅力的な本屋の魅力的な店主さんを
大事にしなくてはいけないですよね。



2冊目は、きっとしずかーになってしまうのだろうなあと思いながら、こちらの本を。



表紙の男の子、ジルベルト君が、風とたわむれる様子が詩的な文章で
綴られています。

季節はいつごろ、ということは断定されていないけれど、

あき、りんごが みのると、ぼくは かぜと はしっていくんだよ、まきばに。

とか、

このはが ちると、ぼくはよく おちばをはいて やまにつむんだ。でも すぐに
かぜが やってくる。

という箇所で、今頃読むのにいいかなーと思って選んでみました。
ひとつのストーリーになっているわけではないので、ちょっと聞きづらいかな、と
感じましたが、こういう絵本もたまにはいいかなーと。



3冊目は、(教室で読むのは)やはり初めての絵本。



表紙のうさぎ?が「まよなかさん」。
「まよなかや」というコーヒー屋さんを、夕方からオープンします。

満月の夜、まんまる島で 夜空のかんそく会 が開かれるそうで、
大量の注文がはいりました。
準備をして、まんまる島まで、コーヒーの注文を届けるまでが、お話で
描かれています。
途中、オバケ森を通ったり、氷山に乗ったペンギンたちにコーヒーを
ごちそうしたりしているうちに、約束の時間に遅れそうになりましたが、
海のおじさんオバケの助けで、なんとか間に合わせることができました‥。


まよなかやの店内の様子や、存在そのものが、コーヒー好きにはたまりませんが、
1年生はどうだったでしょうね。どう思ったかな。


※読み聞かせとは別に、「ジルベルトとかぜ」  「まよなかさん」 の
過去ログがありました。(自分でも忘れていたので、リンク貼っておこーっと。)


コメント
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