よそで見つけて、「おもしろそう」と思い、図書館で予約して、
その予約本を受け取りに行ったときに、図書館のお薦め、秋の芸術本的な
棚で見つけた本が1冊。
その3冊の取り合わせ(もちろん内容も)が面白いので、載せてみたく
なりました。
この2冊は、先日『エルネスト』を観に行ったときの、映画館のショップで
見つけ、上映時間を待つ間に、すこしだけ立ち読み。
地元の図書館にどちらもあったので、即予約しました。
『地元菓子』は、ふるさとの懐かしいお菓子を紹介しているだけでなく、
なぜ餅をつかったお菓子が三重には多いのか、とか、粉ものが多いのはどこかとか、
その細かい考察が読み応えたっぷりな感じです。
雑貨の方は、谷川晃一さんのコレクションの紹介のようです。
こちらの本は、帰り際に「お薦め本」の棚で見つけました。
たぶん以前にも手にしたことはあるような気がしますが、いや、そういう気が
しているだけで、ページを開くのは初めてだったかも。
いずれにしても、この本、すごいです。
稲垣さんが、ほんとうに籠を編む指導をしているんですよ。
「竹細工入門」とあるからには、初心者で竹細工をやってみたい人向けの本に
ちがいないのですが、竹の種類や伐採方法から始まって、籠や笊の種類そして
それぞれの編み方まで、とても丁寧な写真付。
惜しげもなくこの美しい籠の作り方を披露していることに感動したと同時に、
その手順を知ってみたくなって借りたのですが、間あいだに入っている
エッセイがまたおもしろくて、興味深かったです。