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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

ミニコンサート

2009-09-28 15:33:52 | 想うこと
昨日は、rが通っているピアノ教室の発表会がありました。

前に何度か書いたことがありますが、教えてくださる先生は、
夫の大学時代からの友人で、今では私も「生徒の母」でも、「友達の奥さん」でもなく
お茶に誘ったり、誘われたりする友達です。

自宅のリビングにあるグランドピアノで、rがレッスンを受けてるときに
すぐ横のテーブルで本を読むのは、とても楽しみな時間でした。
けれど、いつしかひとりでレッスンに通うようになり、読書とレッスン後の
おしゃべりが、今では思い出の時間となりつつあります。

E子先生は、2年に1回と決めた発表会を、「ミニコンサート」と呼んでいます。
話すときは、「発表会の曲はね‥」と言いますが、プログラムのタイトルは
どれも MINI CONCERT 

小さくたって、曲が短くたって、習い始めたばかりだって、
聴いてくれる人の前で弾くこと、演奏することは、コンサートのステージに
立っているっていうことだよ、の気持ちからなのかなあと思っています。

日ごろのレッスンの成果を発表するのだから、「発表会」だって
全然間違っていないのですが、E子先生が、その日のために選んでくれる曲は
先生曰く「きれいな曲」。
技術的なことはよくわかりませんが、聴いていて、ああいいなあとか
なんかうまくなったかも?って思ってしまうような曲を選んでくれるのです。

rは小学2年の終わりから習いはじめ、「ミニコンサート」は、今回で3度め。
2年前、4年前のプログラムをゆうべ出してきて、曲名と、弾いている子たちを
見てみました。
このとき、この曲を弾いていた子が、2年後はこの曲ね、とか。
この子の妹は、2年後におねえちゃんと同じ曲を弾いてるね、とか。
普段のレッスンでは会うことがなくても、2年に1回の「コンサート」での、
皆の成長を見ることができるのが、とても楽しいのです。

rは2年前には「渚のアデリーヌ」リチャード・クレイダーマン作
今回は「小犬のワルツ」ショパン作 でした。
連弾は、小5のときは、仲良しのTちゃんと「君をのせて」だったのですが、
中1の夏前に、Tちゃんが一時レッスンをお休みすることになったので、
中2のSちゃんと「青い車」を弾きました。rはピアノの伴奏担当で、
Sちゃんはキーボードでメロディの方。スピッツ好きの私は、いつかミニコンサートで
rが、スピッツの曲を弾いてくれたらいいなあと、ずっと思っていたので
曲が決まったとき、すごくすごく嬉しかったのでした。
(第2部のアンサンブルでは、スピッツの曲は毎年人気で、今年は8組中、
3組がスピッツでした)

次の「ミニコンサート」のときは、中3だから大変だね、と昨日rに言ったところ‥
今と同じようにやればいいだけだから、大丈夫じゃない?という返事でした。
「最後のコンクール(吹部の)があって、しかも受験だよ」と、すこしおどかしてみましたが、
大丈夫でしょうー♪だって。

その返事を信じていいのかどうか(まあ私が心配したところでしかたないんですが)
わかりませんが、E子先生に、ピアノを教えてもらうことができてほんとうに
よかったということと、再来年のミニコンサートが今からとても楽しみだということは
確かな気持ちです。



そうそう、最初の「ミニコンサート」の連弾では、お父さんと一緒に
「ミッキーマウスマーチ」を弾いたのでしたー
夫は、今でもキーボードで時々伴奏部分を弾いています。




コメント (2)
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