のぞみヶ丘ニュータウン:
宮城県仙台市泉区のどこかにある架空の住宅地。
平成ではなく、昭和時代に宅地造成されたニュータウン。
そのせいか住民同士の繋がりは濃く、地域の祭りや親睦旅行も毎年行われている。
仙台市地下鉄南北線・泉中央駅から宮城交通バス、“のぞみヶ丘ニュータウン”行きに乗って30分くらい。
アリス研究所(旧・南里研究所)はバスの折返し場の上にある。
5年以上前が時系列の“ボーカロイドマスター”では、砂利敷きの空地の上にポツンとバス停のポールがあっただけだったが、“アンドロイドマスター”の現在では舗装された上、バス停のポールの上に雨避けの屋根が取り付けられ、ベンチも設置された。公民館も隣接されている。
商店街の他、個人経営のスーパーもある。
アリスの研究所は、元々診療所として建てられた物だった。
近隣に病院があるためか、たった数年で閉鎖。それを南里志郎が買い取り、研究所に改築した。
モデルは特に無いが、取材先として泉パークタウン、永和台団地、松森団地、松陵ニュータウンなどがある。
日本アンドロイド研究開発財団:
略称JARA。東京都新宿区西新宿に本部を構える。ドクター・ウィリーを追い詰めるため、平賀や十条を始めとする研究者達の集まりが発端。
現在は急迫するロボット・テロへの脅威対策と、日本のロボット技術開発の粋を集めるのが目的。
新しい団体のためか付け入られる隙が多く、最近では仙台支部長がテロ組織からのスパイで、敷島達の尽力により逮捕された。
本部、地方支部問わず、試作のセキュリティロボットやメイドロボットが稼働している。
東北では仙台市青葉区の市街地に支部があり、作中で登場する地方支部はここだけ。
その為、テロの脅威は本部に次いで多く、テロの被害を受けて何度か移転している。
現在の仙台支部長並びに理事長の存在は、明らかになっていない。
敷島は仙台支部所属の参事(一般企業で言う課長級)、平賀太一は副理事(副部長級)、平賀奈津子は主事(係長級)、十条は主任理事(常勤役員)である。
ウィリーとの最終決戦に参加し、生き残った敷島や平賀夫妻(当時は未婚)を英雄視する職員もいる。
日本国内のロボット研究者が全員加盟しているわけではなく、あくまでテロ対策の任意団体である。
NGO法人のようでありながら、お役所然とした体質に加盟を嫌ったり、脱退する研究者もいるという。
マルチタイプ:
「歌を歌うこと以外は何でもできる」ことから、財団で名付けられたカテゴリー。
エミリーとシンディがこれに当たる。稼働の是非を巡って、財団内部でも紛糾を招いている。
南里がいた仙台ではエミリーについてのみ稼働を反対する者はいないが、シンディにあっては平賀が先頭を切って稼働に反対している。
反面、本部では研究対象としてならシンディの稼働に賛成する者は多い。
特に本部ビル屋上での未確認ロボットへの対象に辺り、シンディへの風当たりは本部内では弱くなっている。
後述するバージョン・シリーズを使役することが可能で、正に財団所属のロボット達の中では最上位の特権階級である。
旧ソ連政府によって7機が製作され、数や現存しているかどうかも不明だが、派生機もいるという。
7機製作の理由は予算ではなく、キリスト教の“7つの大罪”に掛けたとのこと。
吹奏楽団を組ませて、聴いた人間の脳幹を停止させるというとんでもない機能まで付いている(取り外しは不可能)。
メイドロボット:
その名の通り、メイドの役回りをするロボット。
通常はメイド服を着用している。
試作段階の為か様々なタイプが存在するが、概ね若い人間の女性の姿をしている。
平賀製作の七海も、ここにカテゴライズされる。
七海が筆頭ナンバーで、唯一歌の歌える個体である。
エミリーを「メイド長」と呼ぶが、七海はどう呼ばれているのかは不明。
七海のみ財団専属ではないため(平賀が個人的に製作したことになっており、所有はあくまで平賀のため)、他の個体からは一応仲間だとは思われているが、フォーメーションを組むことはない。
セキュリティロボット:
財団本部や地方支部で警備に当たるロボット。
メイドロボットなどと違い、2足歩行ではあるものの人間の姿はしていない。
模擬弾入りのハンドガンは装備しているが、人間相手には素手または警戒棒で対応する。
エミリーを「隊長」とか、「閣下」と呼んで敬礼する。どれだけ恐れられてるんだ、エミリー?
ミッションに参加することもあり、最近ではテロ組織のアジトを調査するマリオとルイージに付いた平賀夫妻の護衛の任に就いた個体もいる。
その際は実弾入りの猟銃と称したライフルを装備していた。
バージョン・シリーズ:
ドクター・ウィリーこと、ウィリアム・フォレスト博士が独自に開発した無差別テロリズム・ロボット。
地中に潜ませたり、建物の壁の中や天井に隠れたり、ダクトの中を通ったりすることができ、バッテリーも長時間持つように設計されている。
銃火器で武装する個体、爆弾が内臓されていて自爆する個体など、テロの方法は様々。
後にマルチタイプの電気信号によって、使役することが可能と判明(但し、シンディは最初から知っていたもよう)。
今現在、公式に稼働しているのはアリスが養祖父の設計図を元にアレンジして製作したマリオとルイージだけである。
無論、そこはバージョン・シリーズ。お約束で、マルチタイプのエミリーとシンディには頭が上がらず、特にシンディによくイジられている。
ボーカロイド:
「歌って踊れるアンドロイド」
このコンセプトを元に、南里志郎や弟子の平賀太一らを集めて製作した。
ウィリーにMEIKOやKAITOを横取りされたり、巡音ルカの歌唱機能を破壊されたりと、幾度と無く研究開発の妨害を受けた。
現在は試作段階であるものの、敷島がプロデューサーを務め、仙台市内を中心に東京都内でも芸能活動をすることで売り込みを続けている。
秋葉原にはボーカロイド劇場が作られ、時折初音ミク達もそこで歌う他、アリス研究所以外に所属しているボーカロイドもそこで活動することが多い。
それぞれの個体ごとに、シンボルカラーを持つのが特徴。
執事ロボット:
その名の通り、執事の役回りを果たすロボット。
財団内部でも数機存在するらしいが、作中登場するのは十条伝助所有のキール・ブルーのみ。
現存しないマルチタイプの5号機をモチーフに製作された為、キールは更にマルチタイプの派生機にカテゴライズされることもある。
宮城県仙台市泉区のどこかにある架空の住宅地。
平成ではなく、昭和時代に宅地造成されたニュータウン。
そのせいか住民同士の繋がりは濃く、地域の祭りや親睦旅行も毎年行われている。
仙台市地下鉄南北線・泉中央駅から宮城交通バス、“のぞみヶ丘ニュータウン”行きに乗って30分くらい。
アリス研究所(旧・南里研究所)はバスの折返し場の上にある。
5年以上前が時系列の“ボーカロイドマスター”では、砂利敷きの空地の上にポツンとバス停のポールがあっただけだったが、“アンドロイドマスター”の現在では舗装された上、バス停のポールの上に雨避けの屋根が取り付けられ、ベンチも設置された。公民館も隣接されている。
商店街の他、個人経営のスーパーもある。
アリスの研究所は、元々診療所として建てられた物だった。
近隣に病院があるためか、たった数年で閉鎖。それを南里志郎が買い取り、研究所に改築した。
モデルは特に無いが、取材先として泉パークタウン、永和台団地、松森団地、松陵ニュータウンなどがある。
日本アンドロイド研究開発財団:
略称JARA。東京都新宿区西新宿に本部を構える。ドクター・ウィリーを追い詰めるため、平賀や十条を始めとする研究者達の集まりが発端。
現在は急迫するロボット・テロへの脅威対策と、日本のロボット技術開発の粋を集めるのが目的。
新しい団体のためか付け入られる隙が多く、最近では仙台支部長がテロ組織からのスパイで、敷島達の尽力により逮捕された。
本部、地方支部問わず、試作のセキュリティロボットやメイドロボットが稼働している。
東北では仙台市青葉区の市街地に支部があり、作中で登場する地方支部はここだけ。
その為、テロの脅威は本部に次いで多く、テロの被害を受けて何度か移転している。
現在の仙台支部長並びに理事長の存在は、明らかになっていない。
敷島は仙台支部所属の参事(一般企業で言う課長級)、平賀太一は副理事(副部長級)、平賀奈津子は主事(係長級)、十条は主任理事(常勤役員)である。
ウィリーとの最終決戦に参加し、生き残った敷島や平賀夫妻(当時は未婚)を英雄視する職員もいる。
日本国内のロボット研究者が全員加盟しているわけではなく、あくまでテロ対策の任意団体である。
NGO法人のようでありながら、お役所然とした体質に加盟を嫌ったり、脱退する研究者もいるという。
マルチタイプ:
「歌を歌うこと以外は何でもできる」ことから、財団で名付けられたカテゴリー。
エミリーとシンディがこれに当たる。稼働の是非を巡って、財団内部でも紛糾を招いている。
南里がいた仙台ではエミリーについてのみ稼働を反対する者はいないが、シンディにあっては平賀が先頭を切って稼働に反対している。
反面、本部では研究対象としてならシンディの稼働に賛成する者は多い。
特に本部ビル屋上での未確認ロボットへの対象に辺り、シンディへの風当たりは本部内では弱くなっている。
後述するバージョン・シリーズを使役することが可能で、正に財団所属のロボット達の中では最上位の特権階級である。
旧ソ連政府によって7機が製作され、数や現存しているかどうかも不明だが、派生機もいるという。
7機製作の理由は予算ではなく、キリスト教の“7つの大罪”に掛けたとのこと。
吹奏楽団を組ませて、聴いた人間の脳幹を停止させるというとんでもない機能まで付いている(取り外しは不可能)。
メイドロボット:
その名の通り、メイドの役回りをするロボット。
通常はメイド服を着用している。
試作段階の為か様々なタイプが存在するが、概ね若い人間の女性の姿をしている。
平賀製作の七海も、ここにカテゴライズされる。
七海が筆頭ナンバーで、唯一歌の歌える個体である。
エミリーを「メイド長」と呼ぶが、七海はどう呼ばれているのかは不明。
七海のみ財団専属ではないため(平賀が個人的に製作したことになっており、所有はあくまで平賀のため)、他の個体からは一応仲間だとは思われているが、フォーメーションを組むことはない。
セキュリティロボット:
財団本部や地方支部で警備に当たるロボット。
メイドロボットなどと違い、2足歩行ではあるものの人間の姿はしていない。
模擬弾入りのハンドガンは装備しているが、人間相手には素手または警戒棒で対応する。
エミリーを「隊長」とか、「閣下」と呼んで敬礼する。
ミッションに参加することもあり、最近ではテロ組織のアジトを調査するマリオとルイージに付いた平賀夫妻の護衛の任に就いた個体もいる。
その際は実弾入りの猟銃と称したライフルを装備していた。
バージョン・シリーズ:
ドクター・ウィリーこと、ウィリアム・フォレスト博士が独自に開発した無差別テロリズム・ロボット。
地中に潜ませたり、建物の壁の中や天井に隠れたり、ダクトの中を通ったりすることができ、バッテリーも長時間持つように設計されている。
銃火器で武装する個体、爆弾が内臓されていて自爆する個体など、テロの方法は様々。
後にマルチタイプの電気信号によって、使役することが可能と判明(但し、シンディは最初から知っていたもよう)。
今現在、公式に稼働しているのはアリスが養祖父の設計図を元にアレンジして製作したマリオとルイージだけである。
無論、そこはバージョン・シリーズ。お約束で、マルチタイプのエミリーとシンディには頭が上がらず、特にシンディによくイジられている。
ボーカロイド:
「歌って踊れるアンドロイド」
このコンセプトを元に、南里志郎や弟子の平賀太一らを集めて製作した。
ウィリーにMEIKOやKAITOを横取りされたり、巡音ルカの歌唱機能を破壊されたりと、幾度と無く研究開発の妨害を受けた。
現在は試作段階であるものの、敷島がプロデューサーを務め、仙台市内を中心に東京都内でも芸能活動をすることで売り込みを続けている。
秋葉原にはボーカロイド劇場が作られ、時折初音ミク達もそこで歌う他、アリス研究所以外に所属しているボーカロイドもそこで活動することが多い。
それぞれの個体ごとに、シンボルカラーを持つのが特徴。
執事ロボット:
その名の通り、執事の役回りを果たすロボット。
財団内部でも数機存在するらしいが、作中登場するのは十条伝助所有のキール・ブルーのみ。
現存しないマルチタイプの5号機をモチーフに製作された為、キールは更にマルチタイプの派生機にカテゴライズされることもある。