中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

厚生労働省の「毎月勤労統計調査」が出所ですが・・・

2019年01月17日 04時56分23秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」10ページ「図 111-20 自己資本利益率(ROE)」を読みましたが、今日は11ページ「図 111-23 雇用環境の動向」を見ます。

下図から2017 年の完全失業率を見ると、 2.8% と 1993 年(2.5%)以来 24 年ぶりの低水準、有効求人倍率は 1.50 倍と 1973 年(1.76 倍)以来 44 年ぶりの高水準となるなど、雇用情勢は着実に改善していることが分かります。

白書は、労働需給の引き締まりを受けて、改善の動きは徐々に賃金へ波及しつつある。2016 年半ば以降、企業の設備稼働率が増加傾向を示し、企業の生産活動が回復する(図 111-15・16)につれ、残業時間などを表す所定外労働時間も増加する傾向が見られている(図 111-24)。

製造業における月々の賃金動向を分析すると、2013 年の中頃から対前年同月比でプラスへと転じ、2014 年は通年を通してプラスを維持した。しかし、2016 年の賃金は、前述のように、生産が足踏み状態となったことなどから、ボーナスなどを含む特別に支払われた給与や、残業代などの所定外給与が伸び悩んだ。ただし、その中でも、基本給などからなる所定内給与は 2015 年に比べると上昇してきている、とあります。

良い結果がでているなと思ったのですが、この出所が、今問題となっている厚生労働省の「毎月勤労統計調査」となっています。数字を意図的にいじっている可能性があるとまで報道されています。誰が何のために不正したのでしょうか?非常に嘆かわしいですね。

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