おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「ものづくり白書」の18ページ「図 112-23 「知的財産権等使用料」収支の推移」を読みましたが、今日は19ページ「図 112-24 経常収支の地域別推移」を見ます。
下図の経常収支の地域別推移について白書は、新興国の経済成長に伴いアジアの比率が年々拡大し、リーマンショック後は米国の景気後退に伴って北米が大きく減少したのに対して、アジアの経常黒字が相対的に底堅く推移したため、経常黒字の中ではアジアがいったんは最大となった。
しかし、2012 年以降、経常収支の黒字幅が回復する中、再び北米が最大の経常収支黒字の計上先となっている。また、ピーク時からの黒字の縮小幅が大きいのは欧州であり、2008 年の9.4 兆円から 2017 年には 3.1 兆円と大幅に縮小している。その一方で、変動が大きかったのは中東であり、原油価格の低下を反映して、経常赤字は 2014 年の 14.0 兆円から 2017年の 4.6 兆円へと半減した、とあります。
トランプ大統領が日本に対して貿易黒字を削減するように言ってくる理由はここにあるのでしょうね。日本がヨーロッパに対して輸出を減少させている代わりに台頭しているのが、一帯一路を掲げる中国ということなのでしょうね~!!
昨日は2018年版「ものづくり白書」の18ページ「図 112-23 「知的財産権等使用料」収支の推移」を読みましたが、今日は19ページ「図 112-24 経常収支の地域別推移」を見ます。
下図の経常収支の地域別推移について白書は、新興国の経済成長に伴いアジアの比率が年々拡大し、リーマンショック後は米国の景気後退に伴って北米が大きく減少したのに対して、アジアの経常黒字が相対的に底堅く推移したため、経常黒字の中ではアジアがいったんは最大となった。
しかし、2012 年以降、経常収支の黒字幅が回復する中、再び北米が最大の経常収支黒字の計上先となっている。また、ピーク時からの黒字の縮小幅が大きいのは欧州であり、2008 年の9.4 兆円から 2017 年には 3.1 兆円と大幅に縮小している。その一方で、変動が大きかったのは中東であり、原油価格の低下を反映して、経常赤字は 2014 年の 14.0 兆円から 2017年の 4.6 兆円へと半減した、とあります。
トランプ大統領が日本に対して貿易黒字を削減するように言ってくる理由はここにあるのでしょうね。日本がヨーロッパに対して輸出を減少させている代わりに台頭しているのが、一帯一路を掲げる中国ということなのでしょうね~!!