おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「ものづくり白書」の21ページ「図 112-29 対中国経常収支」を読みましたが、今日は21ページ「図 112-31 対北米経常収支の推移」を見ます。
下図について白書は、対北米経常収支は、2008 年に貿易収支黒字と第一次所得収支黒字がほぼ同額だったが、2010 年以降貿易収支黒字額が相対的に大きくなってきており、両者の差は、2014 年に 2.5 兆円、2015 年は 3.2 兆円、2016 年は 2.6 兆円にまで拡大している(図 112-31)。

なお、2016 年における対北米の第一次所得収支黒字 6.3 兆円のうち、直接投資収益は 2.3 兆円であり、証券投資収益は 4.0 兆円であった(図 112-32)。対北米の直接投資収益は、2016 年の我が国の直接投資収益の総額約7.3 兆円に対して3割強に相当する水準であり、自動車を中心とする北米における我が国の企業集積の厚さがうかがえる、とあります。
中国との貿易赤字とは対照的に、北米とは大幅な黒字を確保しているのですね。ですが、直接投資も積極的に行なっている様子なので、こうなるのは必然のような気がしますね〜!!
昨日は2018年版「ものづくり白書」の21ページ「図 112-29 対中国経常収支」を読みましたが、今日は21ページ「図 112-31 対北米経常収支の推移」を見ます。
下図について白書は、対北米経常収支は、2008 年に貿易収支黒字と第一次所得収支黒字がほぼ同額だったが、2010 年以降貿易収支黒字額が相対的に大きくなってきており、両者の差は、2014 年に 2.5 兆円、2015 年は 3.2 兆円、2016 年は 2.6 兆円にまで拡大している(図 112-31)。

なお、2016 年における対北米の第一次所得収支黒字 6.3 兆円のうち、直接投資収益は 2.3 兆円であり、証券投資収益は 4.0 兆円であった(図 112-32)。対北米の直接投資収益は、2016 年の我が国の直接投資収益の総額約7.3 兆円に対して3割強に相当する水準であり、自動車を中心とする北米における我が国の企業集積の厚さがうかがえる、とあります。
中国との貿易赤字とは対照的に、北米とは大幅な黒字を確保しているのですね。ですが、直接投資も積極的に行なっている様子なので、こうなるのは必然のような気がしますね〜!!