中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

1人当たり国内旅行消費額は年間1400ドル!!

2019年01月04日 05時02分21秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」106ページ「図表Ⅱ- 44 国民観光消費対名目 GDP 比の国際比較」をみましたが、今日は107ページ「コラム図表Ⅱ-4-1 国民1人1年間当たりの国内旅行消費額」をみます。

下図から1人当たり国内旅行消費額を国際的な観点からみると、日本は他の国と比べ低い水準であり、ドイツは日本の2倍以上、また、我が国と同じく国土を海で囲まれたオーストラリアも2倍以上、英国は日本の2倍近い水準となっていることが分かります。

まず、この結果について白書は、これは日本人の1人当たり国内旅行消費額に増加の余地があるとも捉えられよう。そのためには1人1回当たりの旅行単価とともに、旅行経験率及び旅行回数の増加が不可欠である、とあります。

このコラムの冒頭文として、日本人による旅行消費額は、訪日外国人旅行者を含めた日本国内における旅行消費額のうち約80%を占めている。その動向をみると、消費税率引上げの影響もあり 2014 年(平成 26 年)に減少したものの、2015 年(平成 27 年)から3年連続増加し、2017 年(平成 29 年)は、21.1 兆円となり、東日本大震災前の 2010 年(平成 22 年)と比較して 3.3%増加している。

また、国立社会保障・人口問題研究所の将来推計(出生中位(死亡中位)推計)によると、総人口は 2030 年(平成 42 年)に1億 1,913 万人と 2017 年比で 6.0%減少すると見込まれており、人口動態の面からは国内旅行消費額にマイナスに作用するものと考えられる。「明日の日本を支える観光ビジョン」(平成 28 年3月 30 日策定)で掲げた2030 年(平成 42 年)の国内旅行消費額は 22 兆円であり、目標達成のためには、1人当たりの国内旅行消費額を引き上げていくことが必要となる、とあります。

1人当たり国内旅行消費額は1400ドル、15万円という金額をどのように感じますか?うちは子どもが2人いるので四人で60万円。これだけ支出できたら、さぞ良い旅ができるでしょうね~笑

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