おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の365ページ「第2-2-123図 事業の引継ぎを検討するために必要な支援や解決策」をみましたが、今日は366ページ「第2-2-125図 廃業する上で理想的なタイミング」をみます。
下図から廃業する上で理想的なタイミングについて見ると、個人事業者、小規模法人ともに、赤字が解消せず廃業できないとする者も一定割合いる一方、累積黒字が確保できているうちに廃業したいと考える事業者が多いことが分かります。

これについて白書は、事業が悪化し、借入れ等が重くなる前に廃業したいという小規模事業者が多いことが分かる、とあります。
次に、実際に、廃業を考えている時期について見ると、具体的な時期を考えている企業に関しては、「5 年超」が最も多く個人事業者で 15.3%、小規模法人で 21.7%おり、廃業に関しても長いスパンで検討されているとうかがえます。

白書は、他方で、「未定」と回答する企業が 6 割を超えており、こうした小規模事業者の中には事業の引継ぎを検討できる者もいると考えられる、とあります。
私も時期については未定ですが、タイミングは累積黒字が確保できているうちに廃業したいと思っています。こういう経営者の気持ちに対して、白書はどのように考えているのでしょうか。読み進んでいきます!!
昨日は2017年版「中小企業白書」の365ページ「第2-2-123図 事業の引継ぎを検討するために必要な支援や解決策」をみましたが、今日は366ページ「第2-2-125図 廃業する上で理想的なタイミング」をみます。
下図から廃業する上で理想的なタイミングについて見ると、個人事業者、小規模法人ともに、赤字が解消せず廃業できないとする者も一定割合いる一方、累積黒字が確保できているうちに廃業したいと考える事業者が多いことが分かります。

これについて白書は、事業が悪化し、借入れ等が重くなる前に廃業したいという小規模事業者が多いことが分かる、とあります。
次に、実際に、廃業を考えている時期について見ると、具体的な時期を考えている企業に関しては、「5 年超」が最も多く個人事業者で 15.3%、小規模法人で 21.7%おり、廃業に関しても長いスパンで検討されているとうかがえます。

白書は、他方で、「未定」と回答する企業が 6 割を超えており、こうした小規模事業者の中には事業の引継ぎを検討できる者もいると考えられる、とあります。
私も時期については未定ですが、タイミングは累積黒字が確保できているうちに廃業したいと思っています。こういう経営者の気持ちに対して、白書はどのように考えているのでしょうか。読み進んでいきます!!