おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の330ページ「第2-2-92図 従業員構成別に見た、経営者または親族が所有する事業用不動産と自宅の分離状況」をみましたが、今日は332ページ「第2-2-94図 「最適な移転方法」についての対策・準備状況別に見た、施策の認知・活用状況」をみます。
下図から「最適な移転方法」に関する対策・準備状況別に施策の認知・活用状況を見ると、小規模法人でも、中規模法人と同様、「対策・準備を行っている」と回答した者は、施策の認知度・活用状況共に、「対策・準備を行っていない」と回答した者に比べて高いことが見て取れ、白書は、「対策・準備を行っていない」企業では、こうした施策が知られておらず、活用されていない可能性が考えられる、とあります。
次に、第 2-2-95 図から、「最適な移転方法」に関する対策・準備状況別に過去の相談相手を見ると、「対策・準備を行っている」と回答した者に関しては、「対策・準備を行っていない」者よりも周囲に対して相談を行っている割合が高いことが見て取れます。
白書は、そうした相談相手については、「顧問の公認会計士・税理士」や「親族、友人・知人」、「商工会・商工会議所」が 60%を超えており、こうした身近な相談相手から対策・準備に関する情報等を収集していると推察される、とあります。
次に、周囲からの働きかけに着目し、「最適な移転方法」に関する対策・準備状況別に経営や資産の引継ぎの準備を勧められた相手について見ると、「対策・準備を行っている」と回答した者に関しては、「対策・準備を行っていない」者に比べ「顧問の公認会計士・税理士」から、準備を勧められた割合が高いことが見て取れます。
今日は第2-2-84 図で見た各課題の中で「課題と感じる」割合と「対策・準備を行っている」割合に差が特に大きかった、「最適な移転方法」の項目に着目し、その対策・準備状況別に施策の認知・活用状況や相談相手を見たものですが、準備を行うきっかけは外部からの働きかけであることが分かります。
最近、私もセミナーや交流会に時間をやりくりして積極的に出るようにしていますが、そういう場にでると、初めて見聞きする情報がかなりあるので勉強と刺激になります。事業承継もそういう延長にあった方が良いということですね!!
昨日は2017年版「中小企業白書」の330ページ「第2-2-92図 従業員構成別に見た、経営者または親族が所有する事業用不動産と自宅の分離状況」をみましたが、今日は332ページ「第2-2-94図 「最適な移転方法」についての対策・準備状況別に見た、施策の認知・活用状況」をみます。
下図から「最適な移転方法」に関する対策・準備状況別に施策の認知・活用状況を見ると、小規模法人でも、中規模法人と同様、「対策・準備を行っている」と回答した者は、施策の認知度・活用状況共に、「対策・準備を行っていない」と回答した者に比べて高いことが見て取れ、白書は、「対策・準備を行っていない」企業では、こうした施策が知られておらず、活用されていない可能性が考えられる、とあります。
次に、第 2-2-95 図から、「最適な移転方法」に関する対策・準備状況別に過去の相談相手を見ると、「対策・準備を行っている」と回答した者に関しては、「対策・準備を行っていない」者よりも周囲に対して相談を行っている割合が高いことが見て取れます。
白書は、そうした相談相手については、「顧問の公認会計士・税理士」や「親族、友人・知人」、「商工会・商工会議所」が 60%を超えており、こうした身近な相談相手から対策・準備に関する情報等を収集していると推察される、とあります。
次に、周囲からの働きかけに着目し、「最適な移転方法」に関する対策・準備状況別に経営や資産の引継ぎの準備を勧められた相手について見ると、「対策・準備を行っている」と回答した者に関しては、「対策・準備を行っていない」者に比べ「顧問の公認会計士・税理士」から、準備を勧められた割合が高いことが見て取れます。
今日は第2-2-84 図で見た各課題の中で「課題と感じる」割合と「対策・準備を行っている」割合に差が特に大きかった、「最適な移転方法」の項目に着目し、その対策・準備状況別に施策の認知・活用状況や相談相手を見たものですが、準備を行うきっかけは外部からの働きかけであることが分かります。
最近、私もセミナーや交流会に時間をやりくりして積極的に出るようにしていますが、そういう場にでると、初めて見聞きする情報がかなりあるので勉強と刺激になります。事業承継もそういう延長にあった方が良いということですね!!