おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の215ページ「採用手段ごとの利用実績及び採用実現率(中途)」をみましたが、今日は216ページ「人材の確保手段ごとの課題」をみます。
下図から人材確保の手段ごとの課題をみると、中小企業・小規模事業者が採用方法として活用している「ハローワーク」に関しても、人材の数や質、また定着率が他の手段に比べて課題になっていることが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/13/e32a0dd96aa95caeeed719d200128e49.png)
白書は、「知人・友人(親族含む)の紹介」に関しては、人材の質や定着率を問題と考えている企業は少なくないものの、「人材の数が少ない」や採用手段として「使いづらい」といった課題の回答割合が高くなっている。
同様の傾向は、「教育機関の紹介(就職担当等)」についても見て取れ、共通の課題があることがうかがえる。
一方で、「就職情報誌や新聞・雑誌等の求人広告」、「人材紹介会社の仲介」、「就職ポータルサイト(リクナビ・マイナビ等)」に関しては、人材の数が少ないといった問題点は緩和されているが、コストが高い点が課題となっている。
「自社のホームページでの告知」に関しては、ホームページを開設している企業においては、少なからず採用ページを用意しているが、実際には応募がコンスタントに入るわけではなく、人材採用手段としては必ずしも効果的とはいえない実態が分かった、とあります。
どのような手段であっても一長一短があることから、その時々において使い分けるのが良いかもしれませんね!
昨日は中小企業白書(2015年版)の215ページ「採用手段ごとの利用実績及び採用実現率(中途)」をみましたが、今日は216ページ「人材の確保手段ごとの課題」をみます。
下図から人材確保の手段ごとの課題をみると、中小企業・小規模事業者が採用方法として活用している「ハローワーク」に関しても、人材の数や質、また定着率が他の手段に比べて課題になっていることが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/13/e32a0dd96aa95caeeed719d200128e49.png)
白書は、「知人・友人(親族含む)の紹介」に関しては、人材の質や定着率を問題と考えている企業は少なくないものの、「人材の数が少ない」や採用手段として「使いづらい」といった課題の回答割合が高くなっている。
同様の傾向は、「教育機関の紹介(就職担当等)」についても見て取れ、共通の課題があることがうかがえる。
一方で、「就職情報誌や新聞・雑誌等の求人広告」、「人材紹介会社の仲介」、「就職ポータルサイト(リクナビ・マイナビ等)」に関しては、人材の数が少ないといった問題点は緩和されているが、コストが高い点が課題となっている。
「自社のホームページでの告知」に関しては、ホームページを開設している企業においては、少なからず採用ページを用意しているが、実際には応募がコンスタントに入るわけではなく、人材採用手段としては必ずしも効果的とはいえない実態が分かった、とあります。
どのような手段であっても一長一短があることから、その時々において使い分けるのが良いかもしれませんね!