中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

地域別の大学等卒人材比率

2013年03月26日 05時38分31秒 | 地域の経済2012を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日「地域の経済2012」 「第3章 集積のメリットを活かした地域づくり」の137ページ「人口の集積」をみましたが、今日は「第3章 集積のメリットを活かした地域づくり」の138ページ「高度人材の集積」をみます。

総務省「就業構造基本調査」から地域ブロック及び政令市における大学・大学院等卒人材比率をみると、高学歴化を反映して、1992年から2007年にかけて、大学等卒人材比率は、すべての地域ブロック及び政令市で上昇していることが分かります。

大学等卒人材比率は地域ブロック【黒】よりも政令市【赤】の方で高くなっていますが、政令市への大学等卒人材の集中が高まっているという状況ではないようです。

また、大都市圏である近畿、南関東、東海では、政令市と地域ブロックの間の大学等卒人材比率の差は小さく、大学院卒人材比率も、地域ブロックよりも政令市の方で高くなっています。

総じて、大学院卒人材比率は、地域ブロックよりも政令市の方で高くなっており、地域別には、政令市、地域ブロックとも南関東でその水準が最も高くなっているほか、政令市における比率では、東海、東北で高くなっています。

話のレベルが下がりますが、会社員時代に、国の調査が毎月のように届き、なぜ一元化できないのかとうんざりしていた記憶があります。

今回の「就業構造基本調査」をみると、非常に細かい報告の上に成り立っており、担当者が貴重な時間を割いている様子が読み取れますので、しっかりとみていきたいですね。

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