おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「食品産業の将来ビジョン」についてみましたが、今日は、「穀物の生産量」をみます。
2011から12年度の世界の穀物全体の生産量は収穫面積の増加等により、史上最高の23億トンとなる見込みですが、需要も増加しており23億トンとなる見込みとあります。
需要量の増加の原因は、食用やエタノール原料用の堅調な需要に加え、飼料用需要も増加していることで、これにより国際連合食糧農業機関(FAO)の安全在庫水準【赤線】を上回るもの、前年度の水準(20.8%)を下回る見込みとなっています。
「安全在庫水準」というキーワードに注目すると、FAOが昭和49(1974)年に定めた世界の食料安全保障について安全な状態を確保するのに必要な最低水準のことで、作物別では小麦25~26%、粗粒穀物(とうもろこし等)15%、米14~15%とのことです。
日本にいると”対岸の火事”と感じてしまう、干ばつ、地球温暖化、代替燃料、穀物高騰、食料危機といった世界の食糧問題について、明日からみていきたいと思います。
昨日は「食品産業の将来ビジョン」についてみましたが、今日は、「穀物の生産量」をみます。
2011から12年度の世界の穀物全体の生産量は収穫面積の増加等により、史上最高の23億トンとなる見込みですが、需要も増加しており23億トンとなる見込みとあります。
需要量の増加の原因は、食用やエタノール原料用の堅調な需要に加え、飼料用需要も増加していることで、これにより国際連合食糧農業機関(FAO)の安全在庫水準【赤線】を上回るもの、前年度の水準(20.8%)を下回る見込みとなっています。
「安全在庫水準」というキーワードに注目すると、FAOが昭和49(1974)年に定めた世界の食料安全保障について安全な状態を確保するのに必要な最低水準のことで、作物別では小麦25~26%、粗粒穀物(とうもろこし等)15%、米14~15%とのことです。
日本にいると”対岸の火事”と感じてしまう、干ばつ、地球温暖化、代替燃料、穀物高騰、食料危機といった世界の食糧問題について、明日からみていきたいと思います。