中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

「食料品アクセス問題」とは?

2013年01月02日 05時55分33秒 | 2012食料・農業・農村白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

一昨日は「高齢者向け加工食品の製造・流通推進に向けて」についてみましたが、今日は、「食料品アクセス問題」をみます。

農水省は、飲食料品店の減少、大型商業施設の郊外化等に伴い、過疎地域のみならず都市部において、高齢者を中心に食料品の購入や飲食に不便や苦労を感じる”買い物難民”問題のことを「食料品アクセス問題」とよんでいます。

この「食料品アクセス問題」について農水省が実施した調査をみると、75%の市町村が「何らかの対策が必要(ある程度必要を含む)」と回答しており、このうち、実際に対策を講じている市町村は57%、対策を検討中の市町村は16%となっています。

実施中の対策としては「コミュニティバス、乗合タクシーへの運行支援」が最も多く、検討中の対策としては「宅配、買い物代行サービス等への支援」が最も多くなっています。


人口の少ない地域に限らず東京でも「コミュニティバス」は目にする機会は多いですが、問題は、検討中が高く実施中が低い「宅配、買い物代行サービス等への支援」です。

先日みたとおり、「宅配」にはきめ細かなサービスが求められることから、参入するには相当のノウハウと長期的な視点で取り組む覚悟が求められるということですね。
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