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等々力渓谷2(帰省4日目)

2021年11月22日 | 何でも

等々力渓谷に下りて上流側を見ると大きくカーブしています。実はここ、遥か昔に「河川争奪」がおこった場所と言われています。せっかく下りたのにここでまた橋の上に戻って見てみましょう。良く見ると階段を下り切った直ぐ左に土管が見えています。これが元の谷沢川(現逆川)の名残です。この辺りから遥か昔は、ほぼ東急大井町線に沿ってお隣の尾山台駅方面に流れ地形に沿ってうねりながら東へ流れていたようです。それが多摩川方面(南)にあった短い川・現等々力渓谷の谷頭浸食(こくとうしんしょく)により徐々に上流側を伸ばし谷沢川にぶつかって、流れが現等々力渓谷側に変ってしまったと言われています。

指が写っていてすみません。この土管が写っている画像がこの一枚しかありませんでした。

せっかく橋上に戻ったので反対側も見ましょう。モミジ(種類は分かりませんでした、ムクロジ科)がキレイに伸びていました。等々力渓谷は紅葉の名所ですが、東京都の文化財保護条例により「名勝(文化財指定)」にもなっています。今月中には紅葉が始まるかな?

じゃぁ、またゴルフ橋を下りまして、ゴルフ橋をくぐった対岸に見えてるこの黒っぽい層が「上総層群の高津層」と言われる関東平野の土台を作る海成の堆積層です。要するに海の底に溜まった層です。年代は100万年前とか150万年前とか人によって違います。地質の世界ってそんなものです。名前は千葉の上総(かずさ)から来てるのが想像できます。だから下総(しもうさ)層群もあります。高津は川崎の高津区からです。ここは東京都で、名前は千葉行ったり川崎に行ったり、ややこしいですね(笑)。

今回も看板を載せておきます。クリックすると読めるくらい大きくなります。

続く

#等々力渓谷 #リフトアップ石垣島エコツアー #河川争奪 #上総群層高津層


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