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たった一文に出会うために読む本がある
あなたが虚しく過ごしたきょうという日は
きのう死んでいったものが
あれほど生きたいと願ったあした
白血病と闘う息子と父親の物語
息子は、凄まじい闘病生活
父親は、その金策に追われる
万策尽くし、もうダメかと思った時に、
骨髄移植のチャンスを得る
でも、もう金がない
腎臓売買 3000万ウォン
角膜売買 6000万ウォン
ここで父親が肝臓癌に蝕まれていることを知る
つまり、腎臓の選択肢はない
角膜を売り、骨髄移植に踏み切る
手術は、成功となったところで、
父親は息子の前から消えることを決断する
離れて4年になる母親に息子を託し、
父親は消えていく
最後まで、息子の前ではカッコイイ父親でありたいという、男心。
著者の後記にこうある
俺の希望がわかるか?子どものために代われるこれがあれば代わってやりたい。でも、それがないんだ。それが一番耐えがたいことなんだ。
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