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「抗がん剤で殺される」

2011年08月17日 | 読書は心のお風呂


「抗がん剤で殺される」船瀬俊介著。
衝撃的なタイトルに惹かれたわけですが、その内容もなんとも衝撃的でした。


結論から言うと、
もし、自分ががんになったとき、身内ががんになったとき、どんな心理状態になるか分からない。
しかし、無条件で3大療法(手術、抗がん剤、放射線)を選択するのではなく、代替療法という選択肢も持っておきたいと思った。



さて、本書は、現在のがんの死者は31万人。そのうち25万人ががん治療で殺されているという衝撃的なまえがきから始まる。
抗がん剤でがんは治せない、抗がん剤は増がん剤であるということは、医療界では周知のことだという。放射線療法も同じ。



抗がん剤、放射線、手術は、がんの3大療法と言われている。
この3大療法に警告を鳴らす理由が、人間が本来持っている自然治癒力を奪うからだ。
逆に言うと、自然治癒力を高める処置をする必要がある。

自然治癒力を高める方法として、体が喜ぶことをする。例えば、マッサージ、入浴、気功、笑いなどなど。自分がやってみて気持ちいいものは、効いている。


がんになる原因は、外因性の要因と内因性の要因がある。
外因性は、タバコ、化学物質、紫外線など。
内因性は、働き過ぎ、悩み過ぎ、薬過ぎである。
そして、外因性は3割に過ぎないと。


がんを治す4カ条として、以下が上げられている。
① 生活パターンを見直す→働き過ぎ、心の悩みを減らす
② がんの恐怖から逃れる→治癒できると信じ、気楽にがんと付き合う
③ 3大治療(手術、抗がん剤、放射線)は受けない
④ 副交感神経を優位にし、免疫力を高める→早寝早起き、よく噛んで食べる、体を温める


がんの勉強をし始めて、4,5年になりますが、手術、抗がん剤、放射線以外の治療法に出会うことも多々あります。

この3大療法でないものは、代替療法と言われ、温泉、サプリメント、音楽、気功、漢方などがあり、これらはまゆつば物だと紹介されてきたし、そう解釈してあまり触れずにいた。

しかし、本書を読んで、3大療法が絶対ではないことが分かった。
業界では、3大療法では、がんは治せないのではないかという考え方があるのは事実。
しかし、3大療法がなくならないのは、そこに利権と金が絡んでくるから。その裏を知るとぞっとする。

今の常識が、10年20年先も常識である保障はない。いつかパラダイムシフトを起こす時が来るかもしれない。変革は最初は少数派。
このことを胸に代替療法についても学んでいこうと思う。


もし、自分ががんになったとき、身内ががんになったとき、どんな心理状態になるか分からない。
しかし、医師の勧められるまま3大療法を選択するのではなく、多くの選択肢のなかから、自分の生き方に合った治療法を選択できるようにしたいし、そのようなアドバイスをしていきたいと思った。


以下、本書で紹介されている代替・統合医療が行われている病院等
矢上クリニック 佐賀県佐賀郡大和町 
帯津三敬病院 帯津良一医師
国際自然医学会
癌コントロール教会



「がんで助かるのは、医師から見放された人、医師を見放したひと」故今村光一氏

考え方を根底から変化させてくれる一冊です。