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2010年は住宅の買い時か?

2010年04月10日 | FP的日常
住宅を買うなら、今年2010年はサイコーの年といわれています。


最近のネットの住宅ローンに関する広告の多さに気付きます。
ちょっと前の保険のようです。


住宅購入の優遇について検証してみたいと思います。



①フラット35S

35年間固定金利の上に、当初10年間は1%も引き下げです。

フラット35でもっとも低い金利が2.59%なので、当初10年間は、1.59%、11年から35年までは、2.59%です。

変動金利で、1%前半という数字はありますが、長期固定金利でこの数字は脅威的です。

繰り上げ返済時の手数料がかからないこともメリットですね。


ただ注意が2つ。

1、フラット35の金利は自由に設定できるので、安いところを探さないといけません。
いきつけの銀行でも取り扱っていますが、たいてい金利は高いです。

長崎駅前にあるSBIモゲージのような、フラット35を専門に扱うところが安いです。


2、団体信用保険(団信)というローンの借主が死亡したときに、ローンがチャラになる保険が付いていないこと。
金利とは別枠で、その保障料を払わないといけません。

団信もいいですが、タバコを吸わない健康体の方などは、民間の生命保険のほうが安かったりします。
→ご相談ください




②住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)

10年間、借入金の年末残高の1.0%が所得税から控除される。
中古住宅では、非耐火建築は20年以内、耐火建築は25年以内という条件があるので古すぎる物件は適応外なので注意。

国税庁ホームページ



③贈与税の優遇

住宅取得資金贈与の非課税枠が1500万円に拡大。
暦年課税を適応すれば1610万円非課税。

これは、夫婦それぞれの親から1500万円贈与してもらっても、非課税になります。
親が金持ちだったらなーと思った瞬間でした。


④住宅版エコポイント

最大30万円分のエコポイントがつく

住宅版エコポイント


⑤太陽光発電の売電価格が約2倍

昨年に比べ、太陽光発電であまった電力を倍の1kw時あたり48円で売れるようになりました。

合わせてエコキュートの補助金もあります。

エコをお考えの方にはありがたい制度ですね。



その他、細かい優遇制度はたくさんあります。

近々マイホームをと考えていらっしゃる方には、真剣に検討したい1年であることは、間違いありません。


ただ、住宅ローンの審査は厳しく、ローンがなかなか下りないという声も聞きます。
あくまでも買える人、借りられる人への優遇制度です。