極東不動産の日記

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先生と教育委員会

2008-07-17 21:59:44 | 受験・学校

今日は、今年の夏では、最高の暑さである。毎日毎日、大分県の教育委員会の汚職の話の報道が、一層、暑さに輪をかけている。子供の教育そっちのけで、金銭のやり取り(それも、100万円単位で)は、まるで○○組並の組織である。先生を目指して、何年も必死に勉強して、受験すれば、採点を誤魔化す。10年の保管義務を、1年も経たないで、破棄して証拠隠滅をする。さらに、大分県では、半分の先生が何とかとの事。水戸黄門や、大岡越前の世界では、主に、お役人と悪徳商人の話ばかりだが、現代では、神聖であるべき教育界が、主役のようである。

教育委員会廃止論という本がある。又、会津には「ならぬものはならぬ」と言う、教えがある。善と悪とを教えるのが、教育の原点と思うが、指導者が善悪の区別が、つかないようでは、これからの試験は、国家試験にして、公平に行うのが良いのでは? 米国の占領政策の負の部分を摘出すべき時期に来ていると考える。「致知」と言う修養誌の7月号に荒井祐司先生の話が、載っていたので紹介したい。

「数年前から、ヨーロッパの友人と、メールの交換をしている。親が子を殺し、子が親を殺す、そんな事件が、毎日のように起きている国は、世界中を探しても、日本くらいしかない。私は、そんな国には、行きたいとは思わない。日本社会の荒廃は深まる一方で、その根底にある教育の混迷振りは、いまや国内だけでなく、海外にも響き渡っている」そんな話に衝撃を受けているのは、私だけではないと思う。教育だけでなく、制度疲労を起こしている、戦後制度の根本的な改革を望む次第である。世界中で注目している----。しかし、殆どの先生方は、一生懸命教育に取り組んでいると私は思うが。大分の例は特殊なものと思いたい。