今年の賃貸は、完全に、借り手主導になった感じがする。今までは、どちらかというと、大家さん主導であったが、攻守ところを変えて、完全に逆転した。これは、ネットの発展も、大きく関わっている。その他、消費者が賢くなって、退去の際のリフォーム等、自然損耗は、大家持ちと言う観念が、定着したことでもある。賃貸の仲介料も、０．５％は、大家さんが負担する法律だが、借り手のみの負担が、今まで、多かった慣習も、崩れつつある。今年は、あらゆる点で、潮目が変わった感がある。売買についても、バブルの頃と違って、取り引きする金額が、昔に比べ、小粒になった。
日本経済が縮小しているのだろうか？ 年々、国民所得も下がっているせいもあるようだ。政府も大胆な活性化を図るよう、願いたいものだ。