今日の夜、福島テルサで、サマー・コンサート’08が開かれた。演奏したのは、桐明学園芸術短大の音楽専攻卒を中心とした、若手の演奏家達である。楽器は、東洋と西洋の融合と言うか、箏あり、チェンバロあり、ピアノ・フルート・ギターありで、濃密な時間を、楽しんだ二時間でもあった。それにしても、箏は、和楽器とばかり思っていたが、どうして、17弦・25弦ありで、洋楽器にひけを取らない。又、チェンバロは、16・7世紀頃に使われた楽器らしいが、その繊細な音色は、バッハの活躍した時代へと、タイムスリップしたみたい。
演奏会というと、オーケストラが中心で、この様な沢山の楽器による演奏は、始めてでもあり、興味深いものであった。我々初心者は、演奏曲の理解は無理だが、その中で、「赤とんぼの主題による小ファンタジー」等は、懐かしくもあり、楽しく聞けた。
特別ゲストとして、有名なN氏・A氏など参加されて、華やかな雰囲気を醸し出していた。 真夏の夜の夢を、一幅の清涼剤として、堪能した夕べでした。