ドラッカー流経営学について、柳井正さんと公認会計士・勝間和代さんの対談を、今夜のＮＨＫ教育テレビで見た。柳井さんは、ユニクロで有名なファーストリテイングの社長でもある。性別・年齢・人種などの差別を、全て無くした経営を貫いている。今夜のテレビでは、彼の事業をグローバルに展開している全世界から、毎年３０００名の人達を、一堂に集めている姿を放映していた。その会場で、彼が理念の統一を説いている様は、まさに圧巻であった。その他、障害者も多く雇用して、健常者と同じ職場で働かせている様は、理想世界を見る思いである。日本にも凄い経営者がいるものだ。彼はドラッカーの信奉者でもある。又、ドラッカーも日本びいきで、年功序列など、戦後経済の躍進の原点となった、日本の経営哲学を称賛している。現在の日本の経営者が捨てつつあるものを、改めて見直すことを、指摘しているのではないだろうか？ＮＨＫ教育テレビは、為になる番組を放映していると感じた。