いよいよ飛騨位山トレイルまであと一か月ほどと迫りました。エントリー数も400名を超え、スタッフもそれぞれの役割の追い込み作業にかかっているところです。
コース係を仰せつかっている私は、この3連休を活用し、17日(土)に矢印表示付けやコースの要整備箇所の確認を行うとともに、18日(日)には第3回の試走会に従事しました。
17日はくもりでしたがまあまあのコンディション。18日は一日中雨で、雨がひどい時のコース状況と、そんな時のランナーの気持(W)をしっかり確認してきました。
さて、試走スタートは当日と同じ朝8:00。昨日からの大雨予報でDNS続出の中、5名でスタート。まあ、まだ今のところは余裕の表情ですねー。
苅安林道を進み、約一時間で位山へ向かう登山道に入ります。ここは雨で集まった水が、階段を滝のように流れ落ちていました。また、地元の方が奉仕作業でササ刈りをしていただいていました。感謝!
12:30位山山頂に到着。ちょっとヘトヘトになりかけてきたかも・・・。
この辺りはなだらかとはいえ稜線なので、けっこう強い風が吹いて木々の幹を揺らしていました。
ここから川上岳への天空遊歩道に入ります。今回の試走会はロングコースの予定でしたが、雨が強いため、川上岳から大イチイへの下りと大イチイからの登りを割愛し、川上岳山頂ピストンということに変更。
ササの稜線は、ガスに包まれ、上空は風が吹き荒れていました。まあ、なかなか幻想的な写真にはなっていますが・・・
部分的には登山道が小川のようになっているところがあり、水切りを作って水を逃がすようなことも何か所でしてみました。レース当日、雨が強い場合は、何か所かでこんな作業をする必要があるかもしれません。
11:30.くじけそうに何度もなりましたが、何とか川上岳に到着。ここも風雨が強く、景色は何にも見えませんでした。で、早々にモンデウススキー場方面にひき返します。
けっこうずっと風が強い状態が続きましたが、アップダウンの多くは樹林帯の中で、森の土が水を吸い込んでくれているところでは快適に通行できるところもありました。雨の森って、意外に雰囲気良いんですよね。雨でササが濡れて登山道にしなだれかかっているところがあったので、部分的にもうちょっとササ刈りが必要なところがある感じでした。
14:30。モンデウススキー場に戻ってこれましたー!びしょびしょ、へとへとでしたー!
ご参加いただいた皆様、コース係の皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。
こんな雨の中、位山~川上岳に行くなんて、普段なら絶対しませんが、今回は試走ということであえて行ってきました。
結果としては、ひどい雨の時のコース状況を身をもって体験することができ、よかったと思います。また、強がりじゃないですが、雨の森を歩く(走る)のも意外と楽しいんだなぁ、と思いました。で、本番も是非大雨になって、500名の参加者の方に、雨の位山の森を体験していただきたい!と、強く思いました。雨乞いしなきゃ!
さて、あと一か月、やらなければならない残りの作業が見えてきたところで、そろそろラストスパートに入らなきゃいけませんね。とはいえ、当日までに息切れしちゃわないように、ぼちぼちがんばります。
トレイルランということで、コースの検討、下見など、私たちには計り知れないご苦労があった事と思います。
私は初のトレイル大会参加で不安もありましたが、美しい景色を堪能しながら楽しく走らせていだだきました。スタッフの方や学生さんの温かい声援にも力をいだだきました。
本当に気持ちの良い大会でした。
大会に関られた全ての方々に御礼申し上げます。来年ももちろん参加したいです。
ありがとうございました。
ご参加&コメ、ありがとうございました。
ご想像のように、いろいろな検討や下見、たくさんの方々のやる気と苦労などが合わさって、昨日の大会となっています。
スタッフは、いっきゅうさんのようなコメントをいただくことで、苦労が報われた、と思うと思います。(わたしも)
来年はもっといい大会になるよう、頑張りたいと思いますので、またぜひ、楽しみにしてお越しくださいませ!