今日、飛騨山岳会主催のフリークライミング体験会&コンペに参加しました。
フリークライミングは、もう10年以上前に、千葉に住んでいたとき、2時間くらいの体験会に参加して教わったくらいで、本で見たり、登山中に必要に迫られてやる程度でした。ただ、身は軽いほうで(年の割には)、木登りも得意なので、なんとかなるんじゃないか、と甘い気持ちで参加したのでした。
午前中は体験会で、誰でも体験できるようになっていました。私は傾斜が急な真ん中の壁で(といっても、どのホールドも使える)体験をしました。結果は、上部のオーバーハングしたところまではいけたのですが、腕の力が尽きて、壁から離れてしまいました。こんなことではコンペに参加できない?と思ったのですが、話によるとコンペは右のちょっと傾斜がゆるい壁とのこと。これならなんとかなるかも、と甘い考えで、40歳以上の部でエントリーシートを提出したのでした。
さて、午後になってコンペ開始。登る順番のくじで、私はなんと2番目を引いてしまいました。まあ、どうせ先に登る人の様子は見えないようになっているので、早く済んでいいかも、と気を取り直しました。登る前に、全員、壁の観察時間がありました。これは、使ってもいいホールド(今回は紫色のガムテープ)を目で見て、どう登るかを考える時間です。経験者の方は「あー、あそこ足上がるかな?」「あそこきつそー」とかつぶやいていましたが、ほぼ初心者の私はそんな先のことはわかりません。
いよいよ競技開始。一番手の方が登り始めます。登るところは見れませんが、観覧者の様子や確保者のロープの送り方を見ると、順調に登っているのがわかります。やがて拍手。無事登りきったようです。さて、私はどこまでいけるか・・・。
いよいよ自分の番。はじめに決められたホールドを両手に持ち、足を上げます。一歩横に移動し、上のホールドに手を伸ばしました。と、とどかない!!気はあせりますが、届かないものは届かない!そうこうするうちに右手が疲れて力が入らなくなってきました。いっそ飛びつくか!?でもつかめなかったら・・・。あー!そこで壁から離れて終了。あっけない幕切れでした・・・・・。
後に続く競技者の様子を見ていると、うまく体を入れて手を伸ばして登る人もいて、勉強になる一方、体の大きさで届かないこともあるんだなぁと妙に納得。年齢別でなく、身長別の部門が必要かもしれませんね。全部で25人くらいの参加者数で、3分の1くらいの方が完登されました。
全員が終わって、表彰式。ここで驚いたことに、なぜか私に40歳以上の部の銅メダルがまわってきました。参加者が7名と少なく、みんな始めのうちに落下してしまったからのようでしたが、うれしさより恥ずかしさが先にたったメダル授与でした。
写真の右のほうに手が届きながらホールドできなかった石が写っています。終了後に聞いた話では、はやめにふるい落とす意図で、はじめに難しいところを設けたとのこと。スタッフの山岳会の方もあとで取り付いていましたが、やはりここで多くの方が落ちていました。
いずれにせよ苦い銅メダルの思い出、いつか雪辱を果たさねば、と、心に刻んだのでした。
フリークライミングは、もう10年以上前に、千葉に住んでいたとき、2時間くらいの体験会に参加して教わったくらいで、本で見たり、登山中に必要に迫られてやる程度でした。ただ、身は軽いほうで(年の割には)、木登りも得意なので、なんとかなるんじゃないか、と甘い気持ちで参加したのでした。
午前中は体験会で、誰でも体験できるようになっていました。私は傾斜が急な真ん中の壁で(といっても、どのホールドも使える)体験をしました。結果は、上部のオーバーハングしたところまではいけたのですが、腕の力が尽きて、壁から離れてしまいました。こんなことではコンペに参加できない?と思ったのですが、話によるとコンペは右のちょっと傾斜がゆるい壁とのこと。これならなんとかなるかも、と甘い考えで、40歳以上の部でエントリーシートを提出したのでした。
さて、午後になってコンペ開始。登る順番のくじで、私はなんと2番目を引いてしまいました。まあ、どうせ先に登る人の様子は見えないようになっているので、早く済んでいいかも、と気を取り直しました。登る前に、全員、壁の観察時間がありました。これは、使ってもいいホールド(今回は紫色のガムテープ)を目で見て、どう登るかを考える時間です。経験者の方は「あー、あそこ足上がるかな?」「あそこきつそー」とかつぶやいていましたが、ほぼ初心者の私はそんな先のことはわかりません。
いよいよ競技開始。一番手の方が登り始めます。登るところは見れませんが、観覧者の様子や確保者のロープの送り方を見ると、順調に登っているのがわかります。やがて拍手。無事登りきったようです。さて、私はどこまでいけるか・・・。
いよいよ自分の番。はじめに決められたホールドを両手に持ち、足を上げます。一歩横に移動し、上のホールドに手を伸ばしました。と、とどかない!!気はあせりますが、届かないものは届かない!そうこうするうちに右手が疲れて力が入らなくなってきました。いっそ飛びつくか!?でもつかめなかったら・・・。あー!そこで壁から離れて終了。あっけない幕切れでした・・・・・。
後に続く競技者の様子を見ていると、うまく体を入れて手を伸ばして登る人もいて、勉強になる一方、体の大きさで届かないこともあるんだなぁと妙に納得。年齢別でなく、身長別の部門が必要かもしれませんね。全部で25人くらいの参加者数で、3分の1くらいの方が完登されました。
全員が終わって、表彰式。ここで驚いたことに、なぜか私に40歳以上の部の銅メダルがまわってきました。参加者が7名と少なく、みんな始めのうちに落下してしまったからのようでしたが、うれしさより恥ずかしさが先にたったメダル授与でした。
写真の右のほうに手が届きながらホールドできなかった石が写っています。終了後に聞いた話では、はやめにふるい落とす意図で、はじめに難しいところを設けたとのこと。スタッフの山岳会の方もあとで取り付いていましたが、やはりここで多くの方が落ちていました。
いずれにせよ苦い銅メダルの思い出、いつか雪辱を果たさねば、と、心に刻んだのでした。