バイク屋になった人はほぼ好きが高じてそうなった人ばかりだと思っていまして、僕も小学生の頃から
バイクに触れたくて触れたくて仕方ない日々を送っておりました。
それでもちょっと怖そうなおとなのバイク野郎がたむろしていそうなバイク屋さんに足を運び、間近にバイクを眺めるなんて度胸も無く
なんだかんだで手に入れたバイクの印刷物から切り抜いては文具のあちこちに張り付けたり挟んだりするくらいのもの。
しかし先日、店先に自転車を停めて「すいませーんバイク見ていっていいですか~」なんて邪気が無いこと間違いないお子さんがご来店。
いや~ もう遠慮なくどうぞ! ってなもんです (^_^;)
どうやら手前のお子さんがバイクに詳しくて、一緒に来た友達に説明をしているみたい。
おもしろそうだから僕も作業をおいて彼に話しかけてみると、このGPZ900Rニンジャがお気に入りなんだそうで
もしかして映画「トップガン」見たでしょ? と聞くと
「はい!見ました前作も見ました」と即答。
「この忍者いつまでありますか」と問われたのでもう3ケ月前から修理であずかってるけどもう少しかかりそうなので
しばらくはあることを伝えると、それから店の前を通るたびに大きな声であいさつしてくれてはバイクを眺めて行くようになりました。
ZRX1200にも興味があるようですが、向こうの水平対向には関心が無いようで…
そりゃそうですよね。。。 (^_^;)
乗り物なら何でも喜ぶ幼児やその気になれば免許もとれる高校生くらいではなくて、
現実味がありそうで無さそうな年齢(小学生の高学年と中学生くらいでしょうか)
そのころに抱くバイクへの憧れと言うのが将来に向けて根付くと言うことも考えられるわけで(僕がそう)
そんな気持ちを応援したい。
だからなるべく「やさしいバイク屋さんのおじさん」に徹することにします。
ほんとはそこまでではないけど。
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