早朝ツーリングの開催を始めて間もない頃、ご参加いただいたことのあるお客さん
久しぶりに連絡をいただきまして
あれから単身赴任で他県へと移っていらっしゃったらしいのですが
バイクはなんとかご自宅へ帰ってこられたときに維持活動をしていらっしゃったそうです。
それでも今年のお正月に始動不能となり
これはイカンと、ここらでしっかりと手を入れて単身赴任先にバイクを持って行こうということで
当店にて作業させていただくことになっていて車両をお預かりに伺ったのがゴールデンウイークの前半。
これまでの経緯をしつこくしつこく聞き取りした上で持ち帰ったのですが…
想像していたよりかなり症状は重く
チカラ任せにでは分解できそうも無いくらい
これはかなりのコテコテ状態 (^_^;)
たまにエンジンを始動しコンディションを維持しているつもりで
一番早く劣化するキャブレター内のガソリンを消費させても
FUELタンクのガソリンも順じて劣化しているわけですから
エンジン不動状態が許される期間はどんどん短くなっていくものです
これは当店の長期在庫車でもやらかしていることですから、あまり偉そうなことは言えないところデス。
FUELタンクのサビ落としと筋肉痛、久しぶりにやりました。
これはタンクをひっくり返してタンクキャップ部分の周辺
ココまで落とせているかどうかを見届けないと、新しいガソリンを注ぐことはできません
ましてコーティングで蓋をしてしまうことも…
回復とこの先の予防も含めて部品交換と修正作業
作業の通り道で気付くことはできるだけオーナーさんにお伝えして
当所の希望とは少し軌道修正していただき、僕とオーナーさんとの温度差を考慮しながら
この先の作業項目を決めていきます。
まずはタンクキャップからマフラーの出口まで不安の無い状態になりました
懐かしいトレットパターンのタイヤも気になりますが
まずは乗りましょう、頻繁に (^_^)