久しぶりに没頭のホーネット250
エンジン不調の一部始終をたまたま近くで見ていたのでキャブレターに原因がありそうなことは判っていて
どうやら時折り偶発的に起こる2番シリンダーのオーバーフローのようです。
これまで まともにメンテナンスを実施したことが無かったし
これからも永く乗り続けたい…とのこと
そう言われなくても ある程度先のことは見越して関連箇所の部品交換や整備はやらせていただきます。
今回のトラブルの主因からすると
フロートバルブの交換と作動箇所の鏡面研磨なのですが 当然それだけで作業完了として良いわけは無く
先を見越しての処置をあれこれと実施
縦だけではなく もちろん横にも分解しフューエルラインを一新
テカッているのは磨耗しているということ 混合気に影響するところは全て交換
気が済むまでやると 結構な部品点数
「永く乗りたい…」にお応えできるよう部品交換の判断を現実的に考えながら進めていきます。
だから 今回の不調とは無関係なウオーターパイプ挿入部のOリングなども
キャブレター不在の時にしかできないので ここで交換しておきます。
不調の原因がエンジン側にあっては キャブレター0/Hが徒労に終ることになるので
コンプレッションを測定し確認 結果はさすがホンダでした (^_^)
同時にスロットルケーブル エアフィルター スパークプラグも交換
バキュームバランスを完璧に合わせて 思ったように結果が出ると
手間ひまかけたことが報われた気がします。
FUELタンク内のコンデディションは良好なので
あとはコンスタントに乗り続ければ好調は維持されるでしょう。
まだ街中では普通に見かけるホーネットですが
絶版になってから はや8年 それでも最後まで生き残っていたのですね
中古車購入希望のお客さんが来られると 実は困ってしまう車種(250cc4気筒モデル全般)です
満足のいくコンディションをお手頃価格にて…なんて