今年の春から スローペースで作業を続けていた ルマンⅢ
FUELタンクのクリーニングです。
私の知る限り この年代の輸入車では タンクの内側が 「美しい」と言えるものは
たとえ新車でも あまり見たことはありませんでしたから
この程度なら 決してガッカリすることはないのです。
それでも タンクの内側には ポツポツと錆が見られましたので
ケミカルのチカラで科学的に と 体力で物理的に除去していきます
特にケミカルは 希釈する濃度や温度 使用時間など
使い方によって効果に違いが出ますから 段取りよく(自己流ですが)進めていかないといけません。
この作業は ストレスの多い作業なので 取り掛かるまではちょっと憂鬱ですが
始めてしまえばもう 没頭! 他の事そっちのけでかかりっきりで突き進みます(雨の日むき作業)
物理的作業でも 手を滑らせてタンクを落下させることなく 無事作業完了
外側を磨き上げ ガソリンを満たしておきます
キャブレターもオーバーホール済み オイル類をチェックして エンジン始動
キャブレターのバキュームバランスを取りながら
エンジンに火が入ったのは 2年ぶりなんだと...思いましたね
そんなので 大丈夫なのか 商売は...(^_^;)
このバイクの素敵なところ 興味はあっても 知る人は多くありません
そんな私なんかでも 少しは知っていますから 時間はかかっても コツコツやっていこうと
2年前に判断したわけです たしか..
着手した頃は あまり手を掛けられると思っていなかったのですが
そろそろ終わりになるのかなと
このルマンⅢも 作業の大半は営業時間外
修理の預かりをお待ちいただいているお客様にはいつもご理解いただき
ありがとうございます<(_ _)>