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福井県立恐竜博物館

 今回の北陸旅行で雨の中、福井県立恐竜博物館まで出かけた。これが予想以上に良くできていて面白い。さすが県立だけあって立派な施設なのに入場料500円と格安だ。そのうえ当日は「関西文化の日」で入場料が無料であったのはさらにうれしい。


立派な館内 「関西文化の日」は入場無料

 なぜ福井県に恐竜かと思うかもしれないが、恐竜の時代、手取層群と呼ばれる福井県から石川県にかけてのこのあたりはアジア大陸の東端の海沿いであって、生物が繁栄していた場所であり、恐竜がいたとしても不思議でない場所だと言う。

フクイサウルス・テトリエンシス 事実1989年に草食恐竜の全身骨格が発掘され発掘された地名にちなんでフクイサウルス・テトリエンシスと命名されている。これが体長4.7mもある立派な恐竜で、日本でもこんな恐竜が出てくるのかと感心した。


フクイラプトル・キタダニエンシス これが稀有な例では無いというから驚きだ。もちろん肉食恐竜も出てきてフクイラプトル・キタダニエンシスと命名されている。アジアの恐竜化石産地をプロットした地図があるが、それによると日本は恐竜化石の宝庫である。


上野の国立科学博物館で開かれた「恐竜博2005 ~恐竜から鳥への進化~」に展示されたスー  この博物館には日本で発掘された恐竜だけではなく米国や中国で発掘された恐竜も展示してあるが、発掘現場を見せることにも力を入れている。こんなのを見ると自分でも掘ってみたくなる。もしテラノサウルスが出てきたらランと命名したいものだ。米国で発見されたテラノサウルスの非常に保存状態のよい全身骨格化石は、発見者のスーザン・ヘンドリクソンにちなんでスーと名付けられ、オークションで10億円で落札されたらしいから、一生を賭ける価値があるかもしれない。


 それにしても「関西文化の日」とは一体なんなんだろう。「関西」と「文化」と言う、いうならば水と油のような関係の単語をくっつけてしまう発想も凄い。もっともキーワードをひとつ増やして「関西」「文化」「無料」とすると確かにしっくりくるのではあるが、、、、、、、


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